オリックス1-4巨人(ジャイアンツ球場)

f:id:tsumetaimizuburo:20220505003308j:image

速いけどコントロールが定まらず、バックネットへ宇宙開発な球まで投げていた。

山下舜平大の投球を見ていると、滅法スピードはあるけれど競馬の枠内ではそれを活かしきれなかった、若駒の頃のサイレンススズカを思い出した。

彼には山本由伸の次のエースか、平野佳寿の次の抑えのエースになってもらうわけだけど、まだ時間はかかりそうだ。

うまく成長して、もしかしてメジャーに行って、枯れて、引退試合をする頃には、俺は還暦を越えているはずで、生きてさえいればプロ野球ファンであり続けている自信がある。

 

オリックスはチーム内にコロナが蔓延してしまったので、メンバーを見てもパ・リーグウエスタンリーグの差がない。

1番渡部、2番宜保、3番来田のスタメンには既視感すらある。

左バッターが降り遅れたファールばかり打ち込んでくるので、三塁側スタンドの俺はヒヤヒヤしながら甘い酒を啜っていた。

二軍の勝ち負けに一喜一憂するまではのめり込んでいないけど、試合が終わって間もなく「一軍も負けた」の声が聞こえてきた時はがっかりだった。

 

久しぶりのジャイアンツ球場は全席指定で、QRコードのチケットを見せて入場する仕組みに変わっていた。

かつては半券を持って丘の湯に行くと、タオルセットが無料になったのに。

そう思ったのだけれど、今でもQRチケット提示のタオルセット無料は継続しているらしい。