きっと朝から家に篭りっきりの一日になるだろうと確信していたから、昨日の夜はたっぷりサウナに入っておいた。
スーパーの棚がスカスカになっている写真を撮って「買い占める奴らの浅ましさ」とやるのは、お前のくだらなさが表れた惰性の台風しぐさ。
結局NHKをぶっ壊されると困る。
その気になれば鉄道はもっと走れた気がするが、そのくらいがいい。
激しい雨と強い風は、それだけ見れば魅力がある。
氾濫と決壊の違いを知った記念日で間違いない。
コンビニを閉める直前の、店員さんの高揚感。
低気圧が苦にならない家系というより、母は快晴の空の下でも鬱だったから。
「学校が休みになる日に来てほしかった」と息子。
敵は多摩川にあり。
停電を経験しない40年間は、俺が持っている珍しい幸運である。
子どもたちはいつものように眠っている。