幸せは分け合って美味しくいただく

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長い滑り台の先に西武新宿線が走る、東伏見公園へ。

父親は今月から所属の部署が変わり、新たな仕事を覚え、人間の心を取り戻そうとしている最中だ。

長男は進学し、来週から給食も始まって小学生ライフの本格スタートだ。

人気の滑り台に何度も並んでお尻が痛いと笑っていた。

君の33年後が俺であるのならあまりにも夢がない。

この子の幸せを祈るなら、父親は要所要所で余計なことを言うべきでないと思う。

それから幸せは見せびらかすためのものじゃない。

分け合って美味しくいただくか、ひとり静かに噛みしめるためのもの。

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夜は単独マルシンスパへ。

土曜だが今日はどうしてかそれほど混んでおらず、サウナブーム前のマルシンスパが蘇ったような感覚になった。

「ブーム」というと脊髄反射で否定したがる人間がいる。

その話はまた時間がある時にやろう。

俺は明日仕事に行かなければならないんだ。

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ロウリュ2回受けて、気分が良くなったもんだから歩いて帰った。

明大前までだったけど。

20分しか歩かなかったけど。