「下町」でまとめられてしまうあたり。
このあたり、懐かしいのよ、風景が。
群馬で育った自分が下町を懐かしいというのは、まあおかしいやね。
下町っ子に袋叩きにされてしまいそう。
下町っ子は俺を袋叩きにするべき。
でもね、東武電車を使ってたから。
東武伊勢崎線、思い出の準急A。
Aというだけあって準急Bよりは速そうに思えるんだけど、加須あたりで急行りょうもうの通過待ちをするから、あまり浅草への所要時間は変わらなかった。
そう、東武電車使いにとって、東京といえば浅草とか、北千住とか、怪しい響きの玉ノ井とか。
玉ノ井駅は、東向島駅になっても「旧玉ノ井」って、駅名標に長いこと残ってたのを思い出す。
新幹線が東京に直通するようになって、上野駅は影が薄くなってしまった。
上野東京ラインというのも、実はよく理解できていない。
あの小汚くて人がたくさんいた上野駅の記憶は、ずっと残しておかねば。
上野といえば、上野動物園には今でもパンダがいるの?
景気がまともな世の中が続いていたら、このあたりももっと開発されてたんだろうけど。
ところで、「景気がまともな世の中」っていつ頃のことを指すのだろう。
自分から言いだしたくせに、今じゃないのは確か。
変わらないように見えて、いろいろと変わってはいるんだろうけどさ。
失うものを惜しみつつも、代わりの何かが得られる世の中だったら、それでも続いてはいくんだろうけど。
疲れてるのかね、また。
俺は共に生きていて、疲れていない人間を知らない。
生きていれば、疲れて当たり前か。
というわけで、サウナセンター大泉でリラックスした3連休の中日でしたとさ。
泊まりでもないのに6時間も滞在してしまった。
人が少なくてプライベートサウナのように過ごしていたのだけれど、夕方からは地元のおっさんたちでサウナ室も一杯になった。
みんなで相撲をテレビ観戦。
照ノ富士、黒星スタート。
豚キムチ定食、美味しゅうございました。
サウナセンター大泉の食堂は、日本の宝。