「おめでとう」と声をかけてもらうと、如月の曇天の向こうでスタンバイしていた雪の匂い、病院の薬品と消毒が混ざった匂い、マスクなどしておらず風邪をひいて鼻を詰まらせていた時代の匂い。 そんないくつもの匂いを思い出した。 俺が以前に「おめでとう」…
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