オリックスが最下位なら俺も最下位だ

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「人を傷つけたり殺したりすることが厭で、そのために亡びてしまった国家があったということで充分ではないか」(山口瞳

「朝起きたり生物と口をきいたり眠気覚ましのためだけに缶コーヒーを一気に飲んだり人間を知らないのに人間を評価したりすることが厭で、そのために亡びてしまったろくでなしがいたということでもう充分ではないか」(誰か)

 

二軍でずっと頑張ってきて、そろそろなんとかと思っていたら突然一軍に岩隈久志が入ってきた、というような出来事が身の上に起こった。

今年の巨人がどうなるかは知らん。

今年のオリックスはおそらく最下位だ。

オリックスが最下位なら俺も最下位だ。

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今日のサウナは相模原のJNファミリー。

2月6日は風呂の日だったらしいが、特にそんな雰囲気もなくいつものように。

新横浜フジビューホテル(神奈川県横浜市)

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全部のっかったラーメンを頼んだら、明太子までのっていたのでライスも追加。

替え玉は自重したが、ここまで食べたらこの我慢に大した意味はなかった気がする。

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以上、横濱ハイハイ樓の新横浜店でした。

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当然これでは終わらずに今日もサウナへ。

わざわざ帰り道に逆向きの電車に乗ったのはサウナに行くため。

生活感のない新横浜の街にやってきたのはサウナに寄るため。

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新横浜フジビューホテル。

横浜駅の北口を出て、ちょっと左側を向くとすぐそこにある。

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ここは新横浜フジビューホテルであり、天然温泉であり、新横浜温泉であり、新横浜スパであり、SPA&RESIDENCEでもある。

正式名称はどれなんだろう?

とにかく、新横浜フジビューホテルの西館地下1階に行けば間違いない。

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サウナの後は府中に帰る日帰り利用客は1500円、当然タオルは大小付いてくる。

制限時間は2時間、回数券も扱っているらしい。

その気になれば岩盤浴にマッサージコーナーもある。

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(この写真は新横浜フジビューホテルHPから引用)

名称候補の中に「天然温泉」があるように、メインはやはり塩味の効いた温泉なのだろう。

サウナは90℃代、中温中湿の印象で尖ったところがない。

真ん丸で15℃の水風呂には「飛び込まないでください」と注意書きがあったが、確かに飛び込んだら危険なお一人様サイズ、枠を外したら即大ケガしそう。

地下ゆえに外気浴はできないが、木のベンチが置かれ、森を描いた絵画が飾られたドライエリアが浴室内にある。

このあたりがさすがホテルサウナ、育ちがいいなあと思う。

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結局、正式名称は新横浜温泉なんだろうか。

わからないままに汗を流して帰る。

さあ、明日も仕事だ。

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横浜駅はいつまで経っても新横浜駅、若々しいままでうらやましい。

新幹線に乗ればまだまだ西を目指せる時間だが、俺にそんな自由はない。

何年生きても自由にならないし、もうずっとこのまんまだろうね。

と思いながら向かうのは横浜線のホーム。

今日も一日、お疲れさまでした。

 

【新横浜フジビューホテル スパ&レジデンス】

https://www.fujiview-hotel.jp/index.php

サウナ太陽(東京都板橋区)

 

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東武東上線で池袋から北池袋、下板橋、大山。

かつては下板橋と大山の間に、戦火に消えた金井窪という駅があったらしいが、それは残念ながら今回の主題ではなく。

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商店街に直結、好ましい佇まいの大山駅南口。

駅を出るとすぐにアーケードの屋根が架かっているから雨の日も安心。

今回の主題はこの大山ハッピーロード商店街にあるサウナ太陽。

駅を出て右に20秒、左折して40秒ほど歩くとあっという間にサウナ太陽。

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アーケード街からの入店。

入り口の雰囲気だけはレインボー新小岩店に似ているかも。

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3時間1000円は税込だった。

入った俺が言うのだから間違いない。

以降の延長は1時間ごとに150円。

この設定は限りなくフリータイムに近い。

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日正ビルは1階がドラッグストア、2階がゲーセン、そして3階にサウナ太陽がある。

細い階段を上がって入店するサウナ、特に初めての入店では畏怖の念を抱きやすい気がする。

見下ろすよりも見上げるほうが怖い。

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で、いきなりここのサウナの話。

カラカラ系だが鼻の粘膜がひりつくほどの強力さではない。

このあたりの設定はレインボーの本八幡店に近いかもしれない。

100℃を超えていて充分に汗は出る、そしておそらくの常連さんは最上段に座ろうとはしない。

水風呂は18℃、開店後まもない入店だったせいか、塩素であろう錠剤がほぼ生まれたままの姿で沈んでいた。

2セット、3セットと繰り返し水風呂に入っても錠剤は溶けきることはなく、なかなかしぶとい。

水風呂の塩素臭は悪者にされがちだが、彼のおかげで安心して入浴できているわけで、お近づきになれたこの機会に感謝しておこう。

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クラシカルな館内着だが、太陽の文字が誇らしい。

太陽はあらゆるエネルギーの父であり、地球にとっての母でもある。

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この施設は飲食コーナーが火曜定休、その他の曜日も16時から19時と極めて短時間営業の働き方改革となっている。

もちろんわざわざ使いにくくしているはずはなく、おそらくは営業したくとも人手を確保できないのだろう。

ホワイトボードには400円からの恐ろしく低価格な定食メニューが書かれていて、競馬中継が流れる中で白衣のスタッフが仕込みを始めていた。

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所沢には頭に地球を乗せたサウナがあるらしいが、ここは太陽のサウナ。

そうなると月のサウナを探したくなるが、世田谷の月見湯温泉があっという間に思い浮かんでしまってなんだか物足りなかった。

 

【サウナ太陽】

http://haro.or.jp/shop/beauty/sauna-taiyo

中の人が焦り出している

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長野。

「ながの」ではなく「ちょうの」。

広島の赤いユニフォームが案外似合ってた。

明るく周りに気を遣える人格者で……という報道も多い。

人的補償で移籍してまだプレーする前に株が上がっているのも不思議な話だが、株というのはそんなものだろう。

長野はいつかどんな形でも巨人に帰るのではないかと思っているし、それがいいとも思っている。

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負け続けてきた人間はやさしい。

人の痛みがわかるからこそのやさしさ、これは尊い

しかし負けてきたことに変わりはないのであって、何か手っ取り早く学んでやろうと思ったら嫌味な勝ち組に目を向けたほうが解決は早い。

このあたりをどう考えるかが人格形成の分かれ目。

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来月には39.5歳の誕生日を控えている。

細く長く生きられれば、と思ってきたが確かに細いし長さもだんだん満たされてきた。

いろいろなところに行きたい、見たことのないものを見たい。

最近強くなってきたそういう欲は、決して積極性の産物であるとは言い切れない。

中の人が焦り出している。

俺の唯一の師は、39歳で死んでいる。

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というわけで今日のサウナは高円寺のサンデッキでした。 

70分1150円。

張本勲が守る後楽園球場の左中間くらい心が広い

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いい仕事ができたな、と珍しく思った。

こんなことを思ったのは20年前、家庭教師で教えていた都留の女の子が高校に合格した時以来かも。

そうなると社会に出てから一体何をやってきたんだという話になるかもしれないが、まあいい。

今日の俺は珍しく気分がいい。

明日も気分のいい仕事がしたい。

殺伐とした環境で精神をどつき合いながら働くのはもう勘弁だ。

職場は西鉄ライオンズではないのだから、上司は三原脩ではないのだから、同僚は豊田泰光ではないのだから。

そしてこの世に稲尾和久はそうそういない。

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帰り道に相模原のJNファミリーでサウナ、そして一杯だけ。

本当に気分が良かったので、だし巻き玉子のオーダーがキッチンに通ってなかったことも許す。

今日の俺の心は、張本勲が守っていた後楽園球場の左中間ヒットゾーンより広い。