つぼやのサウナは営業中

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遠くへ行くと心の中の死んでいる部分に気づく。

死んだものは蘇らないけれど、不思議と虚しさは感じない。

小さかった頃の出来事を子どもはすぐに忘れてしまう。

でもそれでいい、子どもの記憶とは親の思い出なのだから。

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今日のサウナは木更津のつぼや。

この地には台風15号の傷跡がまだまだ残っているし、残り続けるのかもしれない。

よく見ればつぼやの屋根にもブルーシートが。

「うちは停電が早く終わってくれたから、すぐ店を開けられたんですよ」

「こうやってねえ、遠くから来てくれる方もいるんだから頑張らないと」

「ゆっくりしていってください。木更津を見ていってください」

みんな大好きつぼやのお姉さんから。

ここから見えるイオンモール木更津の駐車場には、数日前まで災害支援の作業車がたくさん停まっていたらしい。

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丸山元気のスティッフェリオが逃げ切ったオールカマー、御嶽海と貴景勝の優勝決定戦、最近流行ってるラグビーのフランス対アルゼンチン。

その全部をつぼやで観た。

府中から木更津までサウナに入りにくるという行為は、特に今の状況下では酔狂で物見遊山と言われても、そうですねとしか返しようがない。

迷いはあったが、今日は来てよかった。

世の中の全員が内閣総理大臣特命担当大臣の精神で生きる必要などない。

それぞれにそれぞれの暮らしがあるのだから、一人一人はゆかりのある場所に思いを向けるのがまず第一歩。

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小湊鐵道が通常ダイヤに戻って、久留里線も一昨日から部分的だが復旧した。

千葉県は強い。

千葉県はきっと大丈夫。 

ランチミーティングなんだそれ

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昨日の夜からずっと横になっていて、長く寝ていたような気がするし、意識は起きたままだったような気もする。

ともかく12時間も横になっていたものだから、朝から俺は気分がよかった。

こんなことはあまりに珍しくて、ああこれは今日で死ぬんだろうなと思った。

 

出勤して、元気に仕事をして、昼はお偉いさんとのランチミーティングが予定に入っていた。

ランチミーティング……なんだそれ。

いつだって食事はひとりでしたいし、酒抜きで他人と話すことは無理だ。

隅っこで座っていればいい、と思っていたら自然に隅っこの席があてがわれたので、分かる人には分かるんだなと思った。

流れてきた趣味の話題で「ひとりでいる時に生きている気がします」と言ったことは覚えてる。

8月19日の水沢競馬最終レースの話をしようとしたが、そこまでの持ち時間はなかったらしく、そもそも持ち時間なんていらない。 

茶碗蒸しの付いた何とか御膳は奢りだったので、そこのところは素直に感謝した。

 

長く横になっていたおかげか、それと何とか御膳のおかげなのか、午後になっても俺は元気だった。

身体というより気分が軽い。

今日の調子なら、いつも部下への人格否定の言動で己だけが気持ちよさそうに生きているという、隣の部署のパワハラ女を刺しに行けるのではないかと思った。

俺だって弱者を救いたいし、たまには感謝もされたいし、最近は帰りにサウナに寄ることを想定して上だけは着替えを持ってきているから、返り血を浴びても何とかなる。

好みにもよるのだろうが、こういう時はバールのような物よりも、刃物でサクッとやったほうが爽快感がありそうだ。

 

律儀に1時間の休暇届けを出して、「ちょっと抜けるから」と言って、職場を出た。

安い包丁ならスーパーでも売っているが、俺は老舗の刃物店に向かった。

そう人生で何度もあることではないのだから、ケチらずにいい物を買おう。

奢りのランチミーティングで浮いた昼食代もある。

刃物を選びながら、俺はもう笑いが止まらなかった。

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結局今日はサウナに行かなかったので、昨日行った多摩センター極楽湯のかき氷。

ここはかき氷を食べたくて行っているようなものだが、サウナも水風呂も別に悪くない。

プロサウナーがなんと言うかは分からないが、プロサウナーって血の通った生き物なんですか?

晴れた日は墓参りへ

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冬から春にかけて4ヶ月間コタツから出る気がなくなるような、そんな山梨の山奥から東京に出て「社会人」になったのが22歳の春だった。

まあ、よくいじめられましたよ。

いじめられた理由は今になるとよくわかる。

俺が悪かったなんて甘いことは絶対に言わん。

あいつらは人の形をしているだけで、中身は◯◯◯◯。

それになにしろ不景気で、そんなタイミングで社会に出てくる若者には、世の中全般シバキ体質だったんだよね。

「お前の代わりはいくらでもいる」がド正論として通用していた澱んだ時代。

「生きていたけりゃ死ぬまで働け」、いろいろ言われるけど当時より今のほうがよっぽどいい時代だと思う。

 

そんな中でたった一人俺の味方をしてくれた年上の女性がいて、随分と丁寧に仕事を教えてくれて、居場所を作ってくれて、おかげで長いこと働く羽目になってしまった。

「社会人とは」などと大上段に構えた訓戒など垂れることなく、「そういうことは続けていけばわかっていくことだから」とニコニコ笑っていて、なぜか夏でも冬でもソフトクリームを買ってもらった記憶がある。

いつもバニラとチョコのミックスで、両方楽しめるからいいでしょう、と。

 

頼れる先輩、率直に言えばいい女。

だったのだが、何か予感があったのかもしれないし、何かの理由でもう確信があったのかもしれない。

独身のまま39歳で亡くなってしまった。

最後の数年間は療養でほとんど外にも出ることができなかったと又聞きで伝えられたが、俺は冷たくて鈍い男なので、そのあたりの本当の事情は今をもってわかっていないし、わからないままでいいと思っている。

さらに俺は失礼な男でもあるので、先日その人の年齢だけは超えてしまったものだから、わざわざそのことを伝えるために、今日はお墓参りに行ってきた。

何度も言ってくれた「続けていけばわかっていくことだから」は、俺の3つくらいしかない生きる上でポリシーにエントリーしていて、今も心の中のちょっといいところにしまってある。

ありがとうございました。

これからはあなたが見られなかった景色を、大切にしながら毎日を生きていきます。

これがようやく、自立なのかな。

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今日のサウナは永山の竹取の湯。

会員証があれば誕生月は約半額で入ることができる。

三連休の中日で賑やかだったが、ここは賑やかなのが好ましい。

次は息子と一緒に来たらいいね。

浦和競馬場で逢おう 菊月特別

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久しぶりに来てみたら、浦和競馬場武蔵浦和駅のようになっていた。

2号スタンドの建て替えが完了したのね。

お疲れさまでした。

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そんでもってその2号スタンドの前に、JBCまでのカウントダウンがされてる看板があるわけ。

今年のJBCは11月に浦和競馬場での開催。

ここはスタンドが綺麗になっても、コース自体はあれなもんだから、終わった後もいろいろ言われるかもしれないけど……

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まあ、金沢競馬場でもやれたんだからなんとかなるか。

俺は自宅でネット観戦します。

もしくはお仕事へ。

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入口では新人の福原杏騎手が鴻巣市の和菓子屋の饅頭を配っていて、こういうところの浦和イズムは消えていなくて安心する。

福原君は今年の4月30日にデビュー、今日1つ勝ってもう通算26勝目だから立派だ。

秋はこれまでのペースより浦和開催も増えるし、ぜひとも50勝までいってほしい。

「あらかわいいのね、小さいのね」とおばちゃんたちに人気だったから、きっと長くやっていけるに違いない。

男が仕事をする上で年上の女性を敵に回さないのは大事なこと。

饅頭も美味かった。

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今日は青空の下で騎手とお馬さんを眺めることが目的。

もちろん馬券は買うけれど、この競馬場で大勝負を賭けるほど俺はもう若くない。

三連単で1、2列目は堅実に、3列目でちょっと手を広げていくくらいの感じで。

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5レースの三連単2390円、7レースは2100円、8レース1480円、9レース1030円。

馬券を獲る喜び、しかしつきまとうオッズとの戦い。

広げた3列目の意味はあまりなかった一日。

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贔屓の森泰斗はこの猛暑日でも頑張ってくれて、今日も2勝。

ここにくると一人傑出した騎手に見える。

しかしメイン、菊月特別のトーセンゼロスはどうしちゃったのよ。 

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「いいか、これだけ暑けりゃ馬だって夏バテする。人間と同じだ。睡眠不足になって、目の周りにクマが出る。馬なのにクマ、覚えやすいだろ?だからあの馬を買うんじゃねえぞ。そうだ、4番だ、そうだ、4番だ」

パドックでおっちゃんが講釈を垂れていたその4番が、抜群の手応えで4コーナーを回って、直線で後続を突き放して青い帽子ただひとつ。

やっぱり競馬は現地観戦が面白い。

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終わってみれば財布の中はこのいもフライ、唐揚げ、レモンサワーの分がマイナスになったくらい。

結果としては浦和競馬場に軽く一杯飲みに来たようなもので、これで充分だ。

そして俺はこのいもフライがある限り、埼玉県は北関東の一員だと思っている。

「こういうのは気持ちの問題だから」

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うつ病になった人が相手になると、どうして周りは好き放題にものを言いたがるのか。
「ああしたらいい」
「こうしたらいい」
「誰でも辛いことはある」
「こういうのは気持ちの問題だから」
ああしたらこうしたらのラインナップにサウナが入っていたのは時代だなあとも思ったが、ここでは馬鹿らしいと思った。
今はゆっくり休んでくれよ、いい医者にかかってくれよ、合う薬に恵まれてくれよ、と祈るだけの俺のほうが冷たい人間なのだろう。
冷たい人間で上等だ。
世の中には民間療法士が多すぎる。
「私の言うことを聞けばお前のうつ病は治る」お前が下手な字で手書きした単勝万馬券を、苦しむ仲間に売りつけるような真似すんじゃねえ。

しょうもないコーチ屋はさっさと粛清されるべき。

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40歳になってからカレーとラーメンばかり食べている。
週末には子どもたちの希望でパパのカレーを作ることにしたが、結局はまたカレーということか。