そんなに遠くから人がやってくるような銭湯ではない。
けれど府中の旭湯は、静かで熱さもあるサウナが素晴らしい銭湯なんだ。
なんというか、一日を精算するのに向いた場所である。
振り返ったり反省したりするのではなく「今日の中でこういう時間が持てたからまあいいか」くらいの、自分の中にノーサイドの精神を作ってくれる場所。
働くの嫌だもんな。
月に32日働いたら32回サウナに入りたい。
そこはもう妥協して、時間でなくて回数でいいよ。
「流れに逆らわずに」なんて思っていたらセルフネグレクトの要素に満ちた日々になってしまって、こうなったらいまさら生活を立て直すよりも、無理にでも好きなことを一日に組み入れて帳消しにしたつもりになって生きたほうがいい。
あとこれは野球観戦でも代替可。
外野席で論文を書いている男がいたら、俺だと思ってビールを1杯おごってください。
とりあえず今の論文に決着をつけないと。
以上