4/20〜4/26のコロナ戦記

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4月20日(月)
仕事は休みで終日家に引きこもる、模範的自粛生活。
橋下、堀江、舛添、東国原。
このあたりのメンツが張り切っているのが不快で仕方がない。
「誰々がこう言った」「誰々がこうツイートした」だけの記事はすべてミュートしたい。
今は細々と情報収集しないと生活に差し支えるので、目に入ってしまってもしばらくは我慢するしかない。
平和になったらネットをやめるつもり。

 

4月21日(火)
出勤。
俺の命は相変わらず安い。
外は相当に人が減っているように見えるが……これでもまだ多いと言われてしまうのか。
帰宅して息子たちが駆け寄ってきても、そのまま抱っこしていいものかどうか迷いが出る生活にうんざりする。
コロナウイルスの前には気休めだが、帰ってきたらまず一緒に風呂に入ることにした。

 

4月22日(水)
在宅勤務。
接触を8割減しろ、という話だがそもそも最低限の社会を回しながら達成できる数字なのかどうか。
外に出ない生活を続けても、会見のたびに「目標に届かない」「努力が足りない」「もっともっと」と追い打ちをかけられてたらそりゃ気持ちが持たなくなるだろう。
夕方、先週より増えている東京都の感染者数に絶望する。

 

4月23日(木)
在宅勤務のはずだったが、正直に休暇を取って外に出る。
スーパーは3日に一度、と俺の嫌いな都知事
極力一人で入店しろとのことだが、3歳の息子を置いて外に出るわけには行かない。
イニシャルで入店時間を区切るなんて案も出ているらしく、とにかく今日のうちに米だけは買っておく。

 

4月24日(金)
仕事の帰りに髪を切りにいく。
もう半月くらいは持ちそうだったが、GW中はどこも閉まりそうで、かつGW明けの世の中に期待はできないので。
「補償なんか出たって会社に金が入るだけだから」「社長がどっかから持ってきたマスクを売ろうとしてる」など世間話。
マッサージ屋もやっていないのでコリが酷い、と話したらサービスで肩を揉んで背中を叩いてくれた。
また来る。

 

4月25日(土)
好天。

東京競馬の開催初日だが塀の向こうに入ることはできず。
それでも競馬場前の交差点に警備員は立っていて、こういう雇用は守っているんだなと思った。
それにまあ馬運車は走っているからな。
息子たちと公園に行くと、着ぐるみのゴリラがブランコに乗って撮影されていた。
最近は外に人が減ったせいだろう、YouTuberが撮影している姿を見ることが増えた。

 

4月26日(日)

日曜だが出勤。

緊急事態宣言の最中は閉めておくのだろう、と思っていた店がいくつか開いていた。

東京の感染者数も70人台と幾分落ち着いた。

落ち着いたら落ち着いたで、やれ検査数がだのそもそも数字が操作されているだの言う向きが出てくる。

何かを責めたり疑ったりすることで自分の精神の安定をはかる、そんな人間が結構いることはとっくの昔から知っている。