【要注意】このブログは乗っ取られています

f:id:tsumetaimizuburo:20170418223344j:image

このブログ主は、かつては自分より他人に愛を向ける優しい男でしたが、そんな感情はマンションの屋上から放り投げた。

 

このブログ主は、かつては読書を好んでいましたが、そんな知的好奇心は年月の経過とともにすり減って消えた。

 

このブログ主は、かつては正直に生きることが大切だと当たり前のように信じていましたが、そんな人間は使い潰されるだけであることを身をもって思い知らされた。

 

このブログ主は、かつてはよく食べよく眠りましたが、そんな健康的な生活は労働のストレスに殺された。

 

このブログ主は、かつては躊躇なく他人を踏み台にする人間を許しませんでしたが、そんな奴ほど毎日を楽しげに生きていることを知った。

 

このブログ主は、かつては断酒を試みたこともありましたが、そんなことをしても何も変わらない。

 

このブログ主は、かつては出会いに感謝する外向的な性格でしたが、そんな自分は死んでしまって今は独りの時間がないと死ぬ。

 

おやすみなさい。

戦い終えて 皐月賞

f:id:tsumetaimizuburo:20170416225823j:image

三連単100万馬券皐月賞だった。

勝ったアルアインは高評価していたのだが、結果的にはスワーヴリチャードと心中した形に。

まあこんな皐月賞は当たらんね。

こんなじゃなくても当たらんのだが。

f:id:tsumetaimizuburo:20170416225339j:image

現地観戦の皐月賞は、ゴールドシップの時以来。

中山競馬場は1コーナーも4コーナーもすぐそこにあるように見える、小さな競馬場。

来るたびにいつも、よくここの競馬場で有馬記念を開催できているものだと思う。

オグリキャップ復活の有馬記念の時とか、どんな状況だったんだろうかと。

よくぞ死人が出なかったものだ。

f:id:tsumetaimizuburo:20170416225729j:image

今日はなかなか馬に近づくことができなかった。

これだけお客さんが入っていれば仕方がない。

f:id:tsumetaimizuburo:20170416230009j:image

中山競馬場は地下の食堂街の雰囲気が好き。

いかにも鉄火場だな、と思わされる。

f:id:tsumetaimizuburo:20170416230101j:image

食べたのは、鉄火巻きじゃなくてもちらし寿司だったけど。

f:id:tsumetaimizuburo:20170416230204j:image

今年の牡馬クラシック戦線はレベルが低い低いと言われていて、ひねくれ者の俺は特に根拠もないけれどそんなことねえぞそんなことねえぞと思っていた。

アルアインがレースレコードで勝ってくれたから、それ見たことかと言い返すこともできるのだが、「毎日杯1着馬」「アーリントンC1着馬」「弥生賞3着馬」でのワンツースリー。

そもそもクラシック戦線とはなんぞや、というさらに根源的な問いが生まれてしまった感もあるね…

 

二十四万石賞(高知)予想

f:id:tsumetaimizuburo:20170415230557j:image

◎セトノプロミス

今年の2月に小倉競馬場で準オープンの門司Sを走っていた実績はメンバー中最上位。高知競馬では長距離の1900mもこの馬にはプラスに働くと見る。ベテラン西川敏弘の手腕が冴える日曜の夕方、皐月賞で痛い目見てもここで取り返せる!はず。

 

○マルマロス

前走の御厨人窟賞で2着、その時はセトノプロミスが3着。距離延びて今回は逆転してしまうとの読み。◎ー○の馬連で3倍つけば一点買いでいいが、高知競馬はそんなに甘くないか。

 

▲リワードレブロン

土佐の長距離砲も今回は主戦永森がマルマロスに騎乗。2400mなら頭もあるがここは最後に突っ込んできてどこまで、の評価。

 

△メイショウソレイユ

最内枠から道中最短距離を走るアドバンテージでどこまで、の評価。鞍上赤岡の手腕に期待だが、この馬も頭まではないかと。

皐月賞予想

f:id:tsumetaimizuburo:20170415222259j:image

◎スワーヴリチャード

東スポ杯の2着は上がり最速、「勝ちに等しい」と評されていたはず。共同通信杯も上がり最速で今度は1着、「器が違う」と評されていたことも覚えている。にも関わらず現在単勝7倍台の3番人気に甘んじているのは、スタートの悪さに象徴されるフットワークの重さが中山2000mの舞台で不安視されているから。そしてファンディーナというフットワークの軽い中山向きの馬がいるから。俺はこれまで軽めの相手に3戦3勝のファンディーナが楽勝する皐月賞にはならないと思っている。皐月賞馬は菊花賞に強く、ファンディーナには京都3000m勝ち切る重心の低さはない。器の大きいスワーヴリチャードに楽しませてもらう皐月賞

 

アルアイン

マイルを使われてきたが前走毎日杯を勝ったことで方向転換。毎日杯で下したプラチナムバレットが今日のはなみずき賞で若葉S2着馬を破ったことも吉兆。少なくとも他のトライアルを勝ってきた馬と同水準の地力はある。ならば人気薄目で美味しいところ。

 

▲アウトライアーズ

騎手買い。休養後トライアルを叩いて今年2戦目のシンプルなローテーションも好感。田辺の乗り馬は買わないと後悔する。桜花賞も追い込んできたカラクレナイを見て「さすが田辺だなあ」と思ったもの、4着だったけど。

 

ペルシアンナイト

池江厩舎、マイルを使われてきた点はアルアインと同様。こちらのほうが立ち回りに不器用さが見える分評価を下に。

 

△ウインブライト

これも騎手買い。しかし前走の馬体減が気になる。『最強の法則』のインタビューでも、それほど松岡は手応えを持っている印象ではなかった。三連単なら3列目まで。

 

△カデナ

弥生賞馬に敬意を表して△。この世代の牡馬戦線はレベルが低いと評されているが、いろんな路線の勝ち馬がしっかり出走してきていて予想している分には買い目選り取りみどりで充実した皐月賞の印象。全体のレベルそのものが低い、と言われたらもう分からん。

ハートビートナイターと森泰斗2000勝

f:id:tsumetaimizuburo:20170411171804j:image

大井競馬場は「トゥインクルレース」、川崎競馬場は「スパーキングナイター」、そして船橋競馬場は「ハートビートナイター」。

やっぱりおっさんセンスの名称ではありますね。

しかしまあ、カタカナにしても抜け切らない野暮ったさ、嫌いではない。

あまりに洗練されてしまったら、おっさんの魂の行き場がなくなってしまう。

人生最後の日は、競馬場で淡々と最終レースまで打ちながら過ごしたい。

競馬新聞持って、パドックと馬場を往復して、そんなことが出来る状態で迎える人生最後の日というのも、自害以外に想像しにくいけれど。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411172520j:image

世界が一番美しいのは黄昏時。

ナイターの競馬場が教えてくれたこと。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411172756j:image

去年からナイター開催を始めた船橋競馬場

前に来たのはいつのことだったか。

あんなに大きくIKEAの看板はなかった気がするし、そうなると10年以上も前のことになるらしい。

俺はまだまだ若かったはずなんだけど、今とあんまり変わらない気もする。

気がするだけね。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411173343j:image

「ゴミ箱からモノをとらないでください」

この注意書き、その10年以上前から変わらない。

俺も船橋競馬場も変わらない。

そんなはずないけど、変わらない。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411173619j:image

頼りの中野省吾が、なんとお休み。

しかし馬券はちょい凹みと、俺にしては上出来。

購入したのは豆券ばかりだが、これが競馬さんと永くお付き合いしていくコツ。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411173923j:image

7レース終了後、船橋競馬所属の森泰斗2000勝達成のセレモニー。

本来は「北関競馬」ありきの「南関競馬」であって、森泰斗は北関東に存在した足利競馬の出身。

インタビュアーも原点の足利競馬に触れてくれて、温かいインタビューだった。

森泰斗はいかにもあの辺りで育った人の面構えだなあと思って、いつも応援したくなってしまう。

優しさを前面に出すのが照れ臭かったり、無理して意地を張ってみたり、わざわざ疲れる生き方を選んでみたり。

館林出身、自転車で足利の学習塾に通っていた俺の目にはそう映る。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411175122j:image

また来るのは10年後、なんてことはないと思う。

f:id:tsumetaimizuburo:20170411175308j:image 

あと骨折からのカムバック、的場文男さんがこの日から復帰していて一安心。

乗ったのは1鞍だけだったが、スタートから早速大きなアクションで馬をしばいていてさらに安心。

7000勝、そして東京ダービー制覇へ。

この人はあと10年経っても元気に乗ってる画しか浮かんでこない。