マルシンスパの外気浴スペースから

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渋谷区の果て、笹塚にあるマルシンスパ。

ここに来たのは久しぶり。

京王線沿いということもあって一時期はよく来ていたのたが、しばらく来なかった理由も特にない。

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夏場のマルシンスパは水風呂が温くて…というのがよく見た感想。

設備的にどうしようもないのだろうが、それをフォローすべくロウリュの後の水風呂に氷を放り込んでくれたりしていて、あれは結構好きだった。

首筋やふくらはぎに当てたり、足裏で踏みつけたり、氷で自分を弄ぶのは気持ちが良かったから。

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今日は仕事終わりでの直行、さらにまだ子どもが起きている時間に帰りたいとの思いもあって、ロウリュを受けられない時間帯の90分入浴。

ただ、水風呂に氷のかけらが浮いているのを発見した。

氷投入は夏場限定のサービスだと思っていたのだが、11月でも続行してくれているのだろうか。

それならばまた、ロウリュの時間に合わせて来なければ。

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大概のサウナの外気浴スペースは、申し訳程度に屋根が開いているくらいのもの。

そりゃあ、周辺環境への配慮は必要だ。

いつも裸のおっさんがぐったりしてるような光景は、勘弁してくれとなるだろう。

しかしマルシンスパは、思い切ってビル外部の踊り場を外気浴スペースとして開放している。

ビルの高さゆえかもしれないが、向こうのマンションからは見えている気がしなくもない。

そういうところは果てとはいえ渋谷区、都会のほうが無頓着なのかもしれんね。

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サウナ約10分→水風呂→外気浴、を3セット。

特に外気浴の時間をゆったりと。

週末を楽しむために、週の半ばから癒せる時は癒しておく。

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そんじゃ、また来るからね。

さらば奨学金

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大学時代に借りた奨学金、2208000円。

返還完了証とやらが届いた。

2016年10月と記されていたが、届いたのは11月だった。

日本育英会は、いつの間にか日本学生支援機構に名前を変えていた。

 

詳しい経緯を書くと気分が悪くなるのでそこのところは省略するが、俺は奨学金を借りたことについては完全に親からの騙し討ちにあったと思っている。

そして結婚後もボーナスから奨学金を返済し続ける俺のことを妻は冷ややかな目で見ていたし、酷い言葉を浴びせられたこともある。

誰だって、

奨学金のおかげで大学に行けたんだから」

「借りた金は返すのが当たり前」

「働いてるんだからその程度の金額…」

などと立派なことを言う。

奨学金の返済は、孤独な戦いだった。

味方など誰もいなかった。

返済を続けていくことよりも本質的な苦しさ、理不尽さ、やるせなさはここの部分にあった。

いろんな人間を嫌いになった。

返済を終えたが、達成感も解放感もない。

残ったのは後味の悪さと、ポンコツ中年になった自分だけ。

 

とにかく返した。

返し切った。

だからもう、綺麗事ばかり言ってくる連中の相手をする必要もない。

俺は人生をやり直せるなら奨学金は絶対に借りない。

俺の人生は、奨学金を介して駄目になってしまったと思っている。

 

白糸台ミニ鉄道まつり

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事前申し込み制、参加費2000円。

その分お土産が充実している「白糸台ミニ鉄道まつり」に息子と一緒に2年連続2回目の参加。

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場所は西武多摩川線白糸台駅構内、白糸台車両基地

西武多摩川線は、アメリカの投資会社サーベラス(こんな名前だったはず)に、儲からないから廃止しろと名指しされた路線。

白糸台の住人は中央線方面に出る時に、ありがたく利用させていただいております。

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ひかりレールスター

じゃなくて保線用のレールスター

これに乗れるのが今年の目玉っぽい。

線路に近い分スピード感があって、乗ると意外に怖かった。

息子はただ喜んでた。

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西武の社員の皆さんも、楽しそうにお客さんと話しているのが印象的だった。

いつもの現場で、たまに毛色の違う仕事をすると楽しいもんなんだよな。

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また来年も来れるか。

息子の興味は、徐々にではあるが鉄道から離れつつある感覚がある。

というより、他に興味を持つ対象が増えてきたのだろう。

子どもの一年間には重みがある。

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マグカップ、クリアファイル、硬券、補充券、手作り感のある車両図鑑、その他もろもろ…

とたくさんのお土産をもらったのだけど、何とまあ抽選で当たったのが犬釘!

早速庭に突き刺してみようかと。

 

エリザベス女王杯予想

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ミッキークイーン

愛する東スポの本紙舘林、馬匠渡辺が揃って◎。おまけに「泣きの池江」調教師がひと叩きしたかったとしっかり泣いている。これは実績を素直に信じていいサイン、◎で良し。

 

マリアライト

正直、前走のオールカマー5着は何の強調材料にもならんレースだった。ただまあ、それでもこちらはひと叩きできたとプラスに考えることもできる。地力発揮なら◎に逆転の余地ありの○。

 

▲シュンドルボン

エリザベス女王杯に挑むにあたり府中牝馬Sは参考にしないほうがいい前哨戦。そこでの好結果はここには繋がらない。だからこそ府中牝馬Sを上がり最速で5着と、負けながらもポテンシャルを証明したこの馬が魅力的に見える。

 

△ヒルノマテーラ

カシオペアSを叩いて(しかも勝って)中1週での参戦。昔の馬っぽい使い方が逆にこのレースに懸ける思いを感じさせてくれる。この秋の四位の3着力に期待。

 

タッチングスピーチ

ムーアだから。

 

△シャルール

福永だから。前走の10着がブラインドになってくれてる感がある。続けて好結果が出ないのが松永幹夫厩舎のイメージ。ならば今回は走る番。

子どもの気持ち

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息子は「保育園は楽しい」と言う。

父親は幼稚園から通い始めたが、「幼稚園は楽しい」と思った記憶は残っていない。

幼稚園に向かうために、朝起きるところから面倒でたまらなかった。

 

息子は「今日はもう迎えに来ちゃったの?」なんて言う。

延長保育のほうが、保育士さんとも友だちとも長い時間過ごせるから楽しいのだという。

父親は幼稚園の頃から会社員になった今まで、早く帰りの時間になって欲しくて仕方がない。

 

息子は「みんな友だちだから」とも言う。

嫌いな友だち、合わない友だちという意識もまだあまりないらしい。

父親は人間の好き嫌いが激しいタイプなんだけど。

 

息子は「パパもママも好きだよ」と言ってくれる。

いや、あまりに保育園や友だちと過ごすことが楽しそうなのは、親といるとつまらない裏返しなのかも…

と思って尋ねてみたのだが、愚問だった。

 

俺はつまらないとか、嫌だとか、面倒だとか、そんな思いばかりを産み出して、抱え込んで生きてきた人間なので、そして息子はそんな俺の子どもなわけで、こんなに陰のない日常を送ってもらえると却って不安になったりする。

伸び伸び楽しく生きる日常に、いつしか父親の暗い精神性の遺伝子が姿を現わすことがあるかもしれないと。

その時はまず、頭を下げて謝るわ。