メンタルヘルスチェックを廃止してほしい

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今年も職場のメンタルヘルスチェックを受けた。

わかるようなわからないようなシチュエーションを示されて、さっぱり区別のつかない大体5つの選択肢から、自分の思考に近いものをマークするというやつだ。

これで芳しくない結果が出るとカウンセラーと面談をしなければならないことになっていて、俺はこれまで芳しくない結果しか出したことがない。

きっと今年も夏が来る前に強引に、面談の日程を設定されてしまうと思われる。

 

「あなたは今の精神状態で生きることにもう免疫が付いてしまったのです」

「だからこのままで生き続けるのです」

「毎日を楽しく感じられるようになったら、別種の不調を疑ってください」

「別種の不調にはあらゆる要因が考えられます」

「その場合はまず◯◯医院へ行って、紹介状を書いてもらって◯◯大学病院へ行ってください」

 

毎年もうどうしようもないよといった趣で、面談は盛り上がることなく終わるのだけれど、6年前に当たったカウンセラーさんだけはやけに話が具体的だった。

しかし、せっかく毎日が楽しくなったら病院に行けと言ってもらったのに、まだその日は来ていない。

 

4月はなんだか長いわ。

今年度も相変わらず、低空飛行のメンタルで生きている。