東京都八王子市の東京都立大キャンパスで昨年11月、同大教授の宮台真司さん(63)が刃物で切りつけられた事件で、警視庁は1日、容疑者とみられる相模原市南区の無職の男(41)が昨年12月に自宅近くで自殺していたと発表した。警視庁は容疑が固まり次第、容疑者死亡のまま殺人未遂容疑で書類送検する方針。
(讀賣新聞オンライン)
これは怖かった、というより今でも怖い。
結局のところこの無職の男(41)がどうして切りつけたのか、その理由がまったくわからないままで終わってしまったから。
うちはメディアに向かって発信力高めの教員はいないと思っているけれど、恨み辛みで物事が動く世界なだけに、誰がなにをされてもおかしくない雰囲気はある。
そして「なにをされてもおかしくない」ということは「なにかをする」人間がいるということだ。
それが今回の無職の男(41)だったけれど、果たして彼だけの意思でこうなったのかは、もうわからなくなってしまった。
常識、倫理、良心。
そういうものを越えて、狂ってしまえばすぐに切りつける側にまわってしまう。
今の俺だって、切りつけられる側だと言うと「そんな価値あるの?」と笑われてしまうから、きっと切りつける側なんだろうな。
以上