「執筆する」とか「寄稿する」とか表現が好きじゃないんだよな、どこか偉そうで。
さっきまで、前会長が例のオリンピック関連で逮捕されてしまったAOKI系列の快活CLUBで、依頼されていた原稿を書いていたんだけど、そもそも自分が「原稿を書いて」いる時点で図々しい違和感がある。
なんだろうね。
本人にとってはそんな大層なことではなく、それこそチラシの裏に、競馬のおさがりの先が潰れた赤ペンで、自己流の象形文字をガーっと書き殴っている感覚。
清水成駿が、若手の競馬記者が書いた記事を「おまえ、字書くの上手いな」という言い回しで褒めていたエピソードがあった。
「記事が」「原稿が」という大竹柵の障害に挑む前に、まず「字書くの上手いな」と小さな置き障害の飛越から認めていく。
今年はもうさすがに、中山大障害のオジュウチョウサンはきついと思う。
有馬記念は今日が枠順の抽選会だっけ?
どんなレースも一レースの競馬に過ぎない、けれど大多数の注目が集まるレースは予想から反省会まで全部込みでおもしろい。
外枠不利が顕著な有馬記念だけれど、スタミナ型の馬が入った場合だけは買い目に入れても悪くない。
ただし大外だけは別なのは覚えておいて。
俺は43歳のくせに自己流の象形文字だけど、なんとか「字を書くのがうまい」と褒められるくらいのレベルにはいきたい。
そして有馬記念もいい予想がしたい。
上手い字で、いい予想を書き残したい。