ゼレンスキー氏は侵攻を受け、全土に戒厳令を発出。「われわれは勝利する」と述べ、希望する市民に武器を提供すると表明した。クレバ外相は「ロシアが仕掛けた侵略戦争であり、全世界はプーチンを止めなければならない」と語った。
(東京新聞)
市民に武器を提供……
やっと自分たちの国を持てた、自分たちの社会を持てた。
それが奪われそうなのだから、こういう発想になるのは仕方がないのだろう(当然だろう、とまで言い切るほどの知識はない)。
こんな時に限って、石原慎太郎がいたらなにを言っただろうかと思ってしまう。
「仕方がない」の物言いは嫌いなのに、ここでは抵抗なく使ってしまった人でなし。
そんでもってロシアは日本の隣の国だからね。
かつてはピロシキばかり売っていた、稚内の商店街は今どうなっているんだろうか。
ただ雪に埋もれているのだろうか。
北海道は北に行くほど雪が深いとは限らないだけれど、「ロシア人お断り」だった飲み屋街も今はおそらく消えてしまったんじゃないかと想像するけれど。
漁師の旦那さんが海に出る季節、飲み屋を開けながら陸の生活を守る奥様。
そこで酔っ払ったロシア人が暴れ出したらどうしようもない。
東京のテレビ局は外国人差別の一例として取り上げていたけれど、あれは稚内の生活の話だった。
祈ることでなにが叶った成功体験もなく、それでも祈り続けるほどの宗教的バックボーンもない。
だから明日もきっとネットニュースを見るだけ。
働いて、ジムサウナに寄って帰る一日が、いつのまにか極上の一日になってしまった。
生活レベルはこれからどんどん下がっていく。