東京競馬場で逢おう アルテミスS

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遠景ならなんとなく元に戻ってくれたようにも見えるのだけれど、それでも人々の口元にはまだマスクがある。

でも人が集まっている場所への恐怖感は薄れた。

というよりほぼ消えた。

これはまだ「気の緩み」と言われて批判されちゃうやつなんだろうか。

明らかにこいつは自粛警察だった、という奴が今は困惑気味に過ごしているのを見ると、どんな状況下でも活き活きする者はいたのだなと感心する。

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天皇賞・秋の前日の東京競馬場

今は入場が事前申し込み制の世の中、せっかくA指定席料金2200円を払ったのだからと、おれは1レースから勝負した。

なんとまあ、的中したのはカチンカチンの三連単7.6倍だった3レースだけ。

阪神のレースにも手を出して、そこで若干の損失補填はできたけれど、まあ大敗だった。

今日は新潟で6勝した、菅原明良を追いかけるべき日だった。

競走馬は夏を越えて力をつける。

夏を越えた俺はぐったりとしていた。

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A指定席はフジビュースタンドの6階。

眺めはいいけれど、3コーナーの向こうにうんざりして辞めたかつての職場が見えてしまうのはしんどかった。

メインのアルテミスSも、7番人気のサークルオブライフに勝たれては手も足も出ず。

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明日の天皇賞・秋は例によってカレンブーケドールを応援したいけれど、距離が足りないのはわかっている。

グランアレグリアは前日売りでは過剰人気の感、あとはポタジェを三連単の2列目までにマークする勇気が問われている気がする。

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帰りにはおそらく東京競馬場から一番近い銭湯である桜湯へ。

敗者に相応しく、サウナで汗をかいた後はトボトボと足音を立てながら家まで歩いた。