鶴見に帰ろう

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新型コロナウイルスの感染対策について神奈川県は、飲食店に対する営業時間や酒類の提供時間の短縮といった要請を10月25日以降、全面的に解除することを決めました。(NHK首都圏ナビ)

今から2ヶ月前、なんなら1ヶ月半前まで、俺は灼熱の鶴見で薄着の美女たちに囲まれて毎日働いていたのであった。

いったいどれだけの量のアイスを鶴見駅西口の京急ストアで買ったことだろう。

それが今日はもう10℃そこそこで、コートを着ている人までいて、神奈川の新型コロナ感染者数は24人。

四桁あって、東京を超える日まであったのが今や隔世の感だ。

世の中なんて割と短期間で変わっちまうんだなというのと、つくづく俺は汚れ役だったなというのと、活気が戻った鶴見の飲み屋街に行きたいというのと、全部の感情がある。

なにせ俺は元気な鶴見を知らないのだ。

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平安湯の、あの鼻血が出たかと錯覚する鉄分豊富な水風呂にもまた入りたい。

キツい夏だったけど、程よく記憶の細部が抜けてきたせいか、ここにきて懐かしむ余裕が出てきた。

もう一度鶴見に帰ろう。

それはもちろん仕事抜きだけど。