声を出せるのは生き残った人だけなのだから

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鶴見で働くのもあと3日になって、やっぱり最後にヤマがくるんだわ。

淡々と期間を終えればいい労働内容のはずだったのに、結局はこうなる。

それでも今日はまだ昼らしい時間に昼休みをとれる状況にはあるのだけど、明日と明後日はどうなるのやら。

 

終わってみれば仕事のヤマなんて、時間が経てば越えているのが今までの経験なんだけれど、それは自分も周りもなんとかヤマを越えて生きてきたから。

ヤマを越えられなかった人がどうなったのかは知らない。

子どもの頃、不遜にも「特攻隊は生き残りばかりじゃないか」と思っていた。

今考えればそりゃそうだ。

声を出せるのは生き残った人だけなのだから。

もちろんコロナで亡くなった人の声も聞こえてこない。

しかし回復した人から、キツかった話がどんどん聞こえてくるから、あれは本当にしんどい病なんだな。

 

そんじゃ仕事に戻る。

今日はまだ生きていられるだろうから、また夜にでも会いましょうね。

お前も生きてろよ!