北千住から東武伊勢崎線で荒川を渡ってすぐそこ、駅からして殺風景で雰囲気が出てる。
ここは小菅駅。
東京拘置所、通称「小菅」の最寄駅だ。
駅があるのは足立区だが、小菅は葛飾区の地名という関係性。
拘置所とは未決囚と死刑囚が収容されている施設。
詳しく知りたい方は我らがWikipediaさんで調べてみてください。
「一般社団法人 日本保釈支援協会」で働いてみたい。
実態はあるのだろうか?
「池田屋差入店」の心強さとわかりやすさ。
商売で大切なのは立地と、確実に顧客のニーズを把握することで間違いありませんな。
品揃えはこんな感じ。
店内に入ってみるととにかくお菓子類が多い。
拘置所内への差し入れの品として、規定を満たした物たちが並んでいる。
割とカジュアルな感じの人たちが、結構な頻度でこの面会所出入口に入っていくんだよ。
俺もTシャツにジーンズ、スニーカーだった。
さすがにサンダルはちょっと、と思った。
今日どうしてここに来たのか、そもそも来る理由があったのか、そういうことには答えない。
ごめんね。
こんな空なら梅雨明けでいいんじゃないかと思った。
オリンピックも、緊急事態宣言も、梅雨入りも、この国はいつもタイミングが悪い。
不器用なんだろうね。