新型コロナウイルスに感染しないために生きている

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日曜の今日もうんざりしながら働いていたが、それでも半日で自分を解放した。

まったく俺には権限があるのかないのか分からない。

昼メシくらい食って帰ろうと思い、定食屋に入ると、隣の隣の席にジョッキが置いてあったものだから、俺も釣られて餃子定食と生ビールを頼んだ。

頼んだ後にこれは闇なのだろうかと思ったが、神奈川でのアルコール類の制限は28日からであるのを手元で確認できたので、堂々と飲んだ(神奈川でも西の方?は制限が適用されないらしい。俺は神奈川で働いてもう8年目なのに相変わらず土地勘が薄い)。

仕事柄もあるのだが、今は神奈川で働いていて、まるで東京は本物のロックダウン中であるかのように見える。

何も動かないし、誰も動けない。

テレビではまた渋谷に人が溢れている風景を流しているのだろうが、仕事上での繋がりは断ち切られてしまい、さらにその煽りを受ける状況になってしまった。

おせらくこれはもう、回すほど価値のある経済は残らないのではないか。

 

それにしてもいつから「人流」なんて言葉を使うようになったんだろう。

漠然と不愉快になる字面。

「物流」と表現される物たちも不愉快に思っていたのだろうか。

なんて、小さなことを気にしても仕方がない。

我々はひたすら、新型コロナウイルスに感染しないために生きているのだから。