【今年こそ】フェブラリーS予想【2021】

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サンライズノヴァ

○オーヴェルニュ

▲カフェファラオ

アルクトス

△レッドルゼル

△エアアルマス

 

思えばフェブラリーSは、2016年から5年連続で出走してくれた、ノンコノユメとの悪戦苦闘の歴史だった。

末脚に歓喜し、後方ままで動かない様子に嘆息する。

いい馬券を獲らせてもらった年があった。

そうでない年のほうが多かった。

いつの間にかオカマになっていた。

そのノンコノユメの姿が見えない今年は、レース前夜に想像以上の寂しい思いに襲われている。

私にとってノンコノユメとは、冬競馬の終わりを告げる風物詩だった。

 

サンライズノヴァはノンコノユメの次に付き合いの長い馬で、ここまで3年連続出走は4着、7着、3着だ。

例年よりメンバーが軽くなり、かつ自身は年の功か長年の教育の成果か、以前よりスタートよく競馬ができるようになった。

今のサンライズノヴァなら追い込んで届く。

東京コースで7勝の実績、安定感を評価され続けてきた馬だが、今回は突き抜ける。

 

○オーヴェルニュは直前3連勝と距離短縮が頼もしい、▲カフェファラオはやはり東京コースで、△アルクトスもムラはあるが今年は乗れている鞍上の田辺、△レッドルゼルは大外枠が残念、最後の△エアアルマスは内で粘って残るならインティよりも人気薄のこちらで。

押してもダメなら引いてみなと水前寺清子が歌っている。しかし、私の競馬の教訓は「押してもダメでも押してみな」である。一度ダメなら二度、二度ダメなら三度、しつこく押し続けていると、そのうち必ず的中する。前回押してダメだった「湖の騎士」ランスロットをもう一度押してみたい。

寺山修司『競馬三文オペラ』より)