風呂に入るために風呂を出る

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定時になったら、次の呼吸をするより早く職場を出て、府中の桜湯へ。

サウナを2セット、もうちょっと入りたい……くらいのところで抑えておくのが、結局は長く楽しんでいくためのコツ。

もとより「パパ、今日は一緒にお風呂入ろう」と息子たちに見送られて家を出た朝だったから、今夜はそれなりに早く家に着かねばならない。

風呂に入るために早く風呂を出るのもおかしな話だが、日常はこんな論理的に構築された非合理的な行動の繰り返しだ。

出遅れてしまったが、次の週末は大国魂神社へ後厄の厄払いへ行こうと思っている。

世界規模で迷惑をかけてしまった、本厄の繰り返しは許されん。

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桜湯のサウナはいい。

テレビも音楽もなく、ストーブのピリピリ音とだけ向かい合うシチュエーションだ。

100℃超で熱さにも不足はない。

この季節でも23℃の水風呂にはもう少し冷えを求めたい気持ちもあるが、今となっては弱々しいバイブラもなんだか愛おしい。

リニューアルオープンから一年。

19時近くになるとお客がいったん引くのは、おそらくそれぞれの夕食と晩酌のため。

桜湯はもう府中市民の生活に組み込まれている。