今日のサウナは府中のあけぼの湯。
24時までだった営業時間が、いつのまにか1時間前倒しになっていた。
同じく23時閉店になった境南浴場ともども、子どもが寝てから向かうパパサウナーにはだいぶ厳しくなってしまった。
家に風呂はあるし、本格的に不要不急が弾かれる事態になれば「今は来ないで」と言われる側の客だし……
と不貞腐れたくなるが、閉店時間を前にサウナのスイッチを切りたい店主(あけぼの湯は以前から閉店30分前にサウナを止めるルール)は「もう切ってもいい?」と、水風呂に浸かっている俺のところまで、わざわざ仕草で尋ねにきてくれた。
なんだか大事にしてもらっている雰囲気が伝わってくると、やっぱりここは家より居心地がいいな。
あー、あとサウナで流れていたテレビでトラウデン直美という人を初めて見た。
この人があの環境問題の……と思っただけだったけど。
これから人口はぐんぐん減るし、もう今ある国土を守る自信もないからなのか、北方領土返還の話も聞かなくなってしまっている。
環境問題への関心を高めつつも、この国は自然に還っていくのか。
このチグハグさが今の日本らしさなのかもなあ。