食べられないのは毒饅頭

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スイミングスクールの帰り道、小学1年生の息子が「なぞなぞ出すから」と言う。

「食べられない饅頭はなんだ?」

毒饅頭!」

「ブーブー!押しくら饅頭でした」

なんだか申し訳なくなる。

 

冬休みの宿題はただひとつ、将来の夢についての作文を書くことらしい。

何を書いたの?と訊いてみると「家族で過ごすこと」と書いたとのこと。

今の家族なのか、まだ見ぬ自分でつくる家族のことなのか。

てっきり職業で答えてくるものだと思っていたから、純粋すぎて面食らってしまった。

「パパはどんな夢だったの?」の問いに「プロ野球選手になることだったよ」と返すと、「それはいい夢だったね」と言う。

いい夢だったのか……

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今日のサウナは中野の高砂湯。

清潔で露天風呂のスペースで外気浴もできて、どうして今まで来なかったのだろうと思った。

傘をさすほどでもない小雨の中を歩いて小さな銭湯へ向かうと、このあたりの人の生活の仲間に入れてもらえたような気持ちになって、勝手に嬉しくなっていた。