◎ダノンスマッシュ
◯モズスーパーフレア
▲タワーオブロンドン
△ディアンドル
△リナーテ
△ミスターメロディ
◎ダノンスマッシュにはこの夏から日本人騎手のエース川田が騎乗。1枠2番はもう少し外目が欲しかった感もあるが、ならば遠慮なく押して好位を取ればいい。川田なら馬群も捌けて「前が壁」で終わることはあるまい。もともと春は高松宮記念で1番人気だった馬、実績からして右回りもプラス要素だ。
◯モズスーパーフレアは今の時代、音無調教師が弟子の松若を鞍上に据えてG1に臨む時点で一番推し。勝てば美しい物語の完成だが、しかしプラス26キロだった北九州記念4着から追い切り後でもほとんど絞れていない状態らしい。おそらくは先手を取りに行くだろうし、時計の早い中山で行ききってそのまま……に魅力はあるが、最後のひと踏ん張りがどうか。次点評価まで。
▲タワーオブロンドンは東京と阪神で重賞を制しているので坂は問題なさそうだが、キーンランドC→セントウルS→スプリンターズSの押せ押せローテがマイナスだ。定年の近い藤沢調教師が回収モードに入っているとまでは言わないが、結果としてここが余力の一戦になってしまったように見える。
△ディアンドルは先行力を存分に生かせる53キロで走れるのが魅力のまだ底が見えていない馬。△リナーテは突き抜けるまではと思うが枠順と調教の良さで。最後の△ミスターメロディは地力を認めつつも前走が負けすぎである点と右回りの実績不足で三連単の3列目までだ。