よっぽど資本家の家にでも生まれない限り、人生は1回表の攻撃からもう敗者復活戦なわけですよ。
あるもので何とかして、使えるもので取り繕って、無い袖を振る。
それによって余命を1日ずつ伸ばしていく日々の繰り返し。
書いてて思ったけどこれ仰木マジックの世界だな。
最近は確かに毎日の仕事が日替わりオーダー、頭の中がパンチ佐藤。
カタギの休息日に俺は働き、カタギが動き出すと俺は休む。
月曜朝の六本木、アダムアンドイブへ。
ここのルールは静かにしておくこと、ただこれだけと言っていい。
スタッフの韓国人のお姉さんは優しいがしつこくない。
注文取りのお兄さんはロッカー番号を告げなくともオロポを持ってきてくれるし、帰りの会計にはしっかりとオロポ代が含まれている。
なにせ府中からの六本木なので、ここのサウナには数えられるくらいしか来たことがないのだが、今まで出会った著名人のうち二人は死んでしまった。