夜の浅草。
雷門も少し寂しげ。
勝手ながら、イルミネーションは浅草のイメージではない。
それなら浅草のイメージとはどんな感じなんでしょうか。
やっぱりロック座でしょうか。
浅草の夜がふけるのは早い。
夜はインバウンドな雰囲気もない。
スカイツリーと輝くウンコ。
一度も入ったことのない神谷バー。
もはや人の気配はなく。
これからサウナに入る人は、しっかり水分を摂っておきましょうね。
ロック座のお姉さんとの約束です。
寒い。
そろそろ目的地に向かいましょうか。
浅草セントラルホテルへ。
神田にもある、セントラルホテルのグループ。
明日の早朝、都心で仕事のため今夜は宿泊。
直前のネット予約は禁煙シングル4500円。
クラシカルないい看板。
このホテルの地下1階にサウナがあるのだが、宿泊者しか利用できないのが神田のセントラルホテルとは異なるところ。
それがために今回の宿泊先に選んだということ。
サウナのある本館地下1階、大浴場は男女で時間をわけて使用する形式。
一応、それぞれの部屋にもユニットバスはあるけれど。
下駄、雪駄、ダボシャツ。
このあたりの名詞が注意書きに登場してくるのがさすが浅草。
俺は下駄も雪駄も履いていないし着ているのはパーカーだったから、これを見ても下町らしいとただ喜ぶだけ。
それじゃあいってきます。
タオルは忘れず各自、部屋から持っていくように。
(写真は浅草セントラルホテルHPより)
左端に写っている水風呂、水温計では9℃!
入ってみるとさすがにそこまでではなかったが、おそらく15℃は下回っていてもう充分。
通常の浴槽より少しだけ深い、水の重みが感じられる造り。
サウナはカラカラ系、だが90℃を切っていてなかなか汗が出ない。
水風呂に対応できる状態を作るには20分は籠らないと駄目かなあ、という印象。
ホテルのサウナはそんなにせっかちに入るもんじゃないんですかね。
アクエリアスならぬアクアシトラスというスポーツドリンクが飲み放題。
サウナに入ったらさっさと部屋に戻って!
というわけでもなく、そこらのサウナ施設に負けない休憩スペースがあり、無料のマッサージ機もある。
割としっかり品のある空間を作ろうとしているのだが、どこか野暮ったさも残っている。
そんな浅草らしいホテルであり、サウナなのでした。
【浅草セントラルホテル】