パドックでは「頑張れ服部!」だった。
もちろんと言っては失礼だが、大多数の競馬ファンと同じくハッピーグリンからの馬券は持っていなかったけれど。
ロッキータイガーの2着や、「坂本敏美が乗れていたら」のジュサブローなどには当然間に合っていない。
ただジョージモナークの玉砕、歩く将軍ハシルショウグンの記憶は薄っすらとある。
道営所属、ハッピーグリンと服部茂史の7着は大健闘だった。
10レースのウェルカムS、ステイゴールド産駒の苦戦を見てこの開催は最後まで高速馬場だったんだなあと思った。
買うつもりだったスタミナ寄りのサトノクラウン、シュヴァルグランを外してキセキとノーブルマーズを買い目に入れた。
結果キセキが逃げ粘って2着。
アーモンドアイは前を行く馬をかわいがるタイプなのだろう。
そしてアーモンドアイを差せる馬はいない。
東京2400mを2分20秒6!
現実がダビスタに追いついてきたのだろうか(ダビスタでは19秒台が出た)。
平成元年、ホーリックスがオグリキャップを押さえ込んだジャパンカップは2分22秒2、それが当時は衝撃のレコードタイムだった。
この間の東京競馬場は改修もあったし単純比較はできないんだろうけどさ。
平成の30年間でここまで来たんだ、という気はするじゃんねえ。
これで今年の東京開催は終了。
あとは仕事納めの日を目指して、しばらくしのいでいくだけ。
来年のことはまだ考えない。
考えない能力も大事。
本命はこの馬だったのに、本命は1着もしくは2着付けで買うことにしているのに、直前にゴチャゴチャと買い目を変えたせいでスワーヴリチャード3着の三連単も拾うことができた。
18点買いの26.9倍。
まあ、いいじゃないか。
1着アーモンドアイ、今後この馬が出てくるレースで買い目から外す理由がなくなってしまった。
2着キセキ、復活の秋だったが全力の東京3連戦の後で有馬記念には出てこないか。
3着スワーヴリチャード、4着シュヴァルグランはタイプからしてこの時計では大健闘。
5着ミッキースワローはこの臨戦過程で鞍上があの人だった割に真面目に走ったな、という印象だった。