大井競馬場で若き天才中野省吾、最後の騎乗を観戦した日。
この日が本当に最後の騎乗になるのか、それともまたどこかで…というのがあるのかどうなのか。
とにかく大井競馬場から大森駅行きの無料バスに乗って、やってきたのがこのカプセル&サウナみづほ。
東京駅から九州方面へ走っていた、懐かしの寝台特急は「みずほ」。
ここはカプセル&サウナ「みづほ」。
意味は瑞々しい稲穂のことを指していて、「みずほ」は現代仮名遣い、「みづほ」は旧仮名遣い。
あえて旧仮名遣いを使用しているのは名古屋駅前にある「大名古屋ビルヂング」みたいなものか。
あれはカタカナだけど、センスの方向性の話で。
当然お金が増えたはずもない競馬帰りなので、お手軽に1200円のクイック2時間コース。
そうしたら高温サウナは110℃近いし、水風呂も12℃となぜ今まで来なかったのか自分を問いただしたくなる気合いの入ったサウナ。
特に水風呂は自ら10℃から14℃の設定にしているとの貼り紙があったので、おそらく夏でも頑張ってくれるはず。
トゥインクルナイターの前にここで汗を流して行くのもいいかもしれない。
なにせすぐそこ、大森駅から大井競馬場まで送ってくれるわけで。
(出典 サウナ&カプセル みづほ HPより)
珍しくHPから画像を引っ張ってみる。
これは遠赤外線の高温サウナ、テレビは無いが20世紀から21世紀へ跨ぐかどうかの年代のJ-POPが流れていておじさんには居心地よし。
写真では確認できないが、パチンコの景品交換所のようなデザインの小窓が印象的。
あ、パチンコ店と景品交換所は無関係なんでしたっけ、一応?
(出典 サウナ&カプセル みづほ HPより)
こちらは約50℃の低温サウナ、どうもお客さんにはこちらのほうが人気の様子。
どことなく手打ちうどんの実演コーナー、実演側に迷い込んだようなデザイン。
コインランドリーと一体化したゲームコーナー。
露出度の低い脱衣マージャンなどなど。
この日はプロ野球の開幕日だった。
どのテレビにも巨人対阪神戦が映っていて、サウナから出るたびに阪神が点を取っていた。
「あれ、阪神優勝しちゃうんじゃないの」なんて言い出す気の早いおっちゃんがいて、薄暗い休憩室にも笑いが起きていた。
帰りは大森駅の横に奇跡のように存在している中華料理屋喜楽、混雑していたが一人分の席なら何とかなるもの。
チャーハン大盛り、今日もお疲れさまでした。
競馬にサウナ、いつだって好きなことだけして過ごしたい。
言うだけだったらタダでしょ、ねえ。
【カプセル&サウナ みづほ】