中野駅北口、中野サンモールを直進すると右手にサウナノーベル。
中野ブロードウェイにたどり着く手前に、サウナノーベル。
今日、初めてのサウナノーベル。
「24時間サウナ」の文字が頼もしい。
来るなら来い、いつでも来い、どこからでも来いと。
ならばこちらも挑みがいがあるというもの。
師走の日曜午後、サウナノーベルと真剣勝負。
ここはノーベルの独壇場。
っていうか明らかに自社物件ですな。
4階がなんだか遠く感じられる。
2階までしか繋がっていないエスカレーターでサウナノーベル。
今日は2時間で1100円の入浴料。
受付の白髪紳士からタオル、髭剃り、歯ブラシ、パンツを受け取る。
パンツは渡してくれたけど上着がないのは短時間利用者だからなのか。
休憩室では白いガウンの爺様が寝ていた。
古い、けどゆったりとした造り。
入ってしまうと、ここはすれ違いで肩がぶつかる中野サンモールにあることを忘れてしまう。
もったいないくらいの別世界。
浴室も、独占状態だったせいもあるが中野駅前らしくなく広々としている。
サウナはカラカラ、105℃表示。
天井に手を伸ばしてみても熱は溜まっておらず、換気口が向こう側がはっきり見えるレベルで開いていて、空気の循環はいいようだ。
左上に「G-CODE」の文字が入ったテレビデオはおそらく20世紀からの生き残り。
サウナ室内に時計がないものだから、NHKのど自慢を見ながら時間を計っていた。
水風呂は23℃の表示。
体感はもうちょい冷たいかな、というところ。
麦茶、たくさん飲んじゃってすいませんでした。
繰り返すけど、ゆったりとした造り。
サウナも熱いしポテンシャルはある。
一度業者入れてみっちり清掃して、くたびれたサウナマットも新調すれば…とも思うけど、どうだろう。
未来に向かってどうとかいうより、昔の活気の名残りを見た気分になるサウナ。
また来るね、と言いたいけどどこまで生き残ってくれるのか。
ここまで生き残ってきたのだから、まだまだいけるのか。
メニューにプリンアラモードがあるサウナというのはなかなかない。
同じ階にある喫茶ノーベルから運んでくれるのだろう。
喫茶ノーベルはこちら。
ディスプレイからしていい味出してる。
サウナも喫茶もノーベルは生き残りの雰囲気。
馬鹿にしてない、むしろ好き。
珍しく中野に来たもんだから、さらに久しぶりの中野ブロードウェイなんか歩いてみる。
こういう建物内で街が構成されてる雰囲気も好き。
就活にうんざりしていた遠い昔、「中野ブロードウェイあたりで鉄道模型の店を出したい」なんて思ったけど何も具体的には動かなかった思い出。
今は3店舗もあるのね。
相変わらず具体性はないけれど、いつか鉄道模型店のオヤジになる気で生きてる。