
時代は都民ファーストらしい。
ふーん、そうなんだと思いながら思っているだけだった。
妻は期日前投票をしたのだという。
夫にもどうせだったら投票してきたらと、どうせの意味が分からないけどそう言うものだから、夕方になって投票所に行ってきた。
それだけの話。

投票所に向かって、家を出たのは19時頃。
陽の長い季節は素晴らしい。

驚きの政治。

東京都、都議選というのはどこか遠い出来事のような感覚がある。

政治にも経済にも世間にも見放された、という意識が捨てきれない氷河期世代。
別に捨てる必要もないか。
戦後直後や戦中まで引き合いに出して「お前らは恵まれている」という屁理屈には飽きた。
もう口なんか利きたくない。

少子高齢化なんて話になると、大きな話は国政だからで逃げきれそうな気がする。
都議、職業としてどうなんだろう?

親が俺であり妻であるので、我が二人の息子たちは東京で育っていく人生になることは間違いない。
将来は知らんけど。
この国は皆ピリピリしてるし、別の国で生きていく気ならそうしたらいい。
俺は戦中戦後を引き合いに出して「お前らは恵まれている」なんて言わんから。

実のところ、東京なんか滅んでしまえという感覚も心の3コーナーに差し掛かるあたりに持っている。

これはもう、政治の話ではなくて田舎者の意地の話。

知りたかったのは、都議選よりラジオNIKKEI賞の予想だった。
福島競馬は難解すぎる。
難解でない競馬が、どこにあるのだろうという気もするけれど。

選挙、お疲れさまでした。
投票所にいた職員さんへの感想。
彼らは深夜まで開票作業をするのだろうか。
なんだかんだで物事はマンパワーがないと動かない。

そんじゃ、またね。
いつもの月曜日に会おう。