1954年、昭和にすると29年。
マリリンモンローとジョー・ディマジオが結婚した年(同じ年に離婚しちゃったんだけど)。
クラウンライターライオンズでも、太平洋クラブライオンズでもなくて。
そんな1954年から走ってた、都電7000形が今年で引退。
お疲れさまでした。
寂しさ、というより役割を全うした感が強い。
今日は路面電車の日、「ありがとう7000形イベント」の日だったせいもあるかとは思うが、普段からなかなか都電荒川線は賑わっている。
長年生き残り、最後は惜しまれながら後継者にバトンを渡す。
美しき、理想の引退。
車両検修所の見学も。
混んでるようでそうでもない。
子連れにはありがたい、過ごしやすいイベント。
古きよき町工場の雰囲気でいっぱい。
そりゃあ、昭和29年生まれの車両の保守点検やってるわけですから。
親子連れや鉄道ファンだけじゃない。
いかにも地元のおっちゃんたちもたくさん来てたよ。
7000形の時代は終わっても、都電荒川線は続いていく。
休日というものはこうでなければいけないと、勝手に決めつける。
広電のプラレールなんて初めて見た。
プラレールカフェで友だちをつくった息子は、あっという間に名前で呼び合う仲になって、そのまま近くの公園まで一緒に遊びに行ってしまった。
本当、子どもにはかなわない。
素晴らしい。