風邪気味だな、と思いながら「気味」のうちにやることをやっておこうと思い、髪を切りに行く。
昔ながらの床屋、に見せかけて今風のディスカウントバージョンの店。
「今日は子守じゃないの?」
「いや、今ひとりなんですよ」
「あれ、奥さんと子どもさんは?」
「里帰り出産で、実家に」
「あー、そりゃあおめでとう。上の子は女の子だったっけ?」
「男です。次の子も男です」
「うちと同じだよ!男の子ふたりは元気があって明るくていいよ。女の子はどうしたって父親を嫌う時期もあるしさ。よかったね」
「ありがとうございます」
「それでも俺は女の子欲しかったけどね。今からじゃ遅いしさ。ハッハッハ」
Jリーグ開幕戦、J1でただ一戦日曜の開催だった試合、我らがヴァンフォーレ甲府はガンバ大阪相手に引き分け。
まずガンバ相手に先制するという発想がなかったから、前半終わって1対0にびっくり。
追いつかれたけれど、この開幕戦で勝ち点取れるとも思っていなかったからまあ良しか。
ただあそこまでいったなら勝って欲しかった…と内容を知ってから力が抜ける。
それにしても、応援してる割にヴァンフォーレのことを全然信じていないな俺は。
それ以上触れる気にならん。
今年のデムーロ凄え、とだけ。
夜はマルシンスパでロウリュを受ける。
体調が悪くなる時は背中に冷えを感じる、というのがおじさんになってからの自分再発見。
ここは屈んで、背中から熱風を受ける形で。
あらかじめ水分を多く摂っておいたから、サウナ室で素晴らしく発汗。
水風呂はさっと水通しするイメージで軽めに。
帰りには笹塚の風を暖かく感じられて、来た甲斐はあった。