記憶に残る最古の天皇賞は第110回、ネーハイシーザーが勝った時。
1994年の秋だから、高校受験を控えた俺が志望校を巡って両親と戦っていた頃だ。
あれから倍以上の歳を食った俺はしっかりとおっさん体型のおっさんになったが、行きたい高校を受験できなかった悔しさは忘れられないし、両親への恨みも消えるどころか深まって…という俺の話はどうでもいい。
ここは俺のブログだけど、俺のことはもうどうでもいい。
7枠10番のネーハイシーザーが勝った天皇賞、2着は1枠1番のセキテイリュウオー。
夜のスポーツ番組で「第110回だから1-10(馬連)で、簡単なレースでしたね」と誰かが言っていたのを覚えてる。
そういうサインというか数字遊びというか、散々馬券で痛めつけられてきた人間はそちらの方向に惹かれてしまう瞬間が出来がちなのは確かだが、だからといって第111回天皇賞が1-11で決まったわけではない。
今日だって第154回天皇賞。
15番のラブリーデイは9着で、4番のサトノクラウンは14着だった。
ちなみにネーハイシーザー、セキテイリュウオーに続いて3着にはロイスアンドロイスという面白い馬が入っていたのだが、当時は三連複も三連単もない時代。
それどころか、馬連導入の喜びの残り香すらあった時代。
それより前にも、多分来る。
だからとりあえず、そんじゃ、またね。