酒を飲んでいないのです。
先日37歳の誕生日を迎え、寿司とケーキで祝ってもらいながらもそこにはビールがなく、「まあ、いいや。飲まなきゃ死ぬわけじゃないし」と思ってしまってからアルコールを口にしていない。
37歳になったのは今月のことなので、まだ効果がうんぬんを語るのは早い。
それくらいは分かっているのだが、身体と心で実感していることがあるので書き残しておく。
・体重が減った
最初の5日で2キロ減。
キツい肉体労働とか、下痢とか、食欲の減退を伴う病気とか、そんなことも全くないのにナチュラルに2キロ減っていた。
・鼻炎が軽減した
長年付き合いを続けている鼻炎の症状が軽くなった。
これまでは両鼻が鼻閉状態になって夜中起きることすらあったのだが、早くもそんなことがなくなった。
こんなに分かりやすく効果が出るなら、早いとこアルコールを止めてしまえばよかった。
松井秀喜も「酒は鼻が詰まるから飲まない」とか言ってた記憶がある。
・食欲が増えた
酒とつまみが胃袋に入らなくなった分か、食欲が増した気がしてる。
・食に興味がなくなった
前項と矛盾するが、あれが食べたいこれが食べたいという欲求が薄くなった。
これまで食べ物や外食の店は少なくとも1杯のビールありきで決めてきたので、何を食べるのかの指針を失ってしまっている気がする。
酒抜きで串焼き食べたいとか思わんしなあ…
・実はそんなに酒好きではなかったことに気づく
習慣とか、ストレスからの逃げとか(これはこれで大事だけど)、そういう要因があっての酒だったわけで、俺は酒そのものを好きではなかったのではないかと。
数日でも酒から離れてみると、酒の味が思い出せない。
無理にでも思い出そうとしてみると、「ビールはなんとなく苦かったような…」という心細い子どもの想像のようなイメージになってしまう。
味すら思い出せないし、我慢できないわけでもない。
好きでもないものを飲み続けてたのか、俺は。
草野球の連続試合出場記録を伸ばす感覚で、37歳になってからのノンアルコールな日々を続けている。
もうちょっと、続けてみる気になってる。