意味は立派なんだけど何だかフニャフニャっとした名前の馬が増えた。
有力馬には大抵外国人の騎手が乗っていて、彼らの都合が合わない時は川田あたりが乗って、いつの間にやら福永が乗っていたり。
そんな競馬になって久しい。
ところが明日の新潟2歳Sの7枠12番、東スポの馬柱で上から▲△△△△◎▲と無印がないオーバースペックという馬に騎乗するのは岩部純二。
この岩部純二、1994年にデビューしてから勝ち星は5、18、12、8、18、9、10、5、4、5、3、0、2、3、5、1、3、2、4、6、5、0、そして今年はここまで3勝。
華々しくデビューしたわけでもないのに先細り。
俺が岩部の馬券を買った記憶は…ケイジータイタンか。
この騎手について知ろうとしても、wikipediaも存在しない。
「岩部純二 wikipedia」で検索すると、トップに出てくるのは成宮明光。
かつて岩部は成宮明光厩舎の所属だったことが間接的に分かる。
そんな感じの騎手なのだ。
東スポの虎石が「ガンべさん、ガンべさん」と呼んで、情報源にしてたコラムがあったな。
たまにレースにも乗る調教助手、のイメージで正しいのだろうか。
その岩部が乗るオーバースペックが、新潟2歳Sでこんなに印を集めている。
東京のデビュー戦を3着、福島の未勝利戦で1着。
ともに上がりはレース最速。
福島で直線一気というのがまた異端だ。
南田厩舎の馬というのもまた…となってしまうところだが、そんなものを超越した異端ぶりを見せてはもらえないものだろうか。
カープが25年ぶりの優勝に向けて、順調にマジック減らしてる世の中なんだぜ。
岩部が重賞を勝ったって、いや、こっちはまだ重賞勝ったことがないのか…
とにかく、明日の新潟2歳Sは岩部純二とオーバースペックのコンビから。
相手はやたら人気の2枠2頭、8枠の柴田兄弟を中心に。
最後は馬体重の増減を見て決めたいが、とにかく軸はオーバースペック。