オリックス・バファローズ2勝4敗

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◆4月2日 西武2-1オリックス

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この日は森を捕手ではなく、4番・右翼で起用。昨季、指揮官は「応急処置みたいなもの」と明かしていたが、外野で先発した5試合では打率3割5分7厘と好結果だった。この日まで打率1割1分1厘に沈んでいた森は3回にヒットを放ったが、1点差に迫った直後の7回1死一、二塁では2球目を狙って左飛。

(スポーツ報知)

 

◆4月3日 西武3-0オリックス

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リーグ4連覇を狙うオリックスが開幕5戦目にして単独最下位に転落した。シーズン最下位に終わった20年11月9日のリーグ全日程終了以来、1241日ぶり。「たかが5試合ですけど、もう5試合というのか…。そこはもう、自分たちの取りようだと思います」。開幕から2カード連続負け越しの現実を、中嶋監督は静かに受け止めた。

(スポーツ報知)

 

◆4月4日 西武1-2オリックス

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オリックスが連敗を3で止めた。今季初先発の東晃平投手が流れをつくり、7回を3安打1失点の好投。一昨年の先発デビューから無傷の8連勝となり、1942年の藤本英雄(巨人・10連勝)以来、82年ぶり2人目の快挙を成し遂げた。

(スポーツ報知)

 

2日の試合は実際に球場へ行った。

春先の所沢のくせに、SNSに「寒い!寒い!寒い!」と大げさに書き込む必要はない程度の寒さだった。

ライト側のオリックスの応援席からの観戦で、スタメンのライトは森友哉、途中からは杉本が入った。

特に杉本の守備は心もとなくて「右中間は俺と福田で守る。だからラオウさんは正面に飛んできた打球だけは捕ってください」という気持ちで見守っていた。

オリックスのライトは、かつてイチローが守っていたポジションだったはずなのだが、50歳になったイチローがそのままやってきて守ってくれたほうがはるかに巧いであろう状況にある。

先発のカスティーヨはコントロール主体の投手なのにコントロールが乱れていて、これは大負けになるかと思ってたらそこまでには至らなかった。

試合は作った形になったから、次の先発もあるのだろう。

チームにとってそれがいいことなのかどうなのか。

少し早めに球場を出て、セラストームのサウナストーブがある東村山の桜湯へ行こうかと思ったけれど、今日の自分は何のために所沢の山奥までやってきたのかと思い直して、最後まで観戦した。

そして負けた。

 

開幕から「負け勝ち負け負け負け勝ち」で2勝4敗。

4年前までなら開幕ダッシュと笑ったかもしれないけど、これはどうなのかなぁ。

投手は粘り強く投げているのに全然打てずに負けているのが今なので、もう少し経つと投手が粘れなくなって打線がそこそこ点を取るターンが来るんじゃないか。

そうなるとまた負け続けてしまうんだけど。

 

以上

きっとピッチクロックは日本にも導入されてしまうんだろう

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創志学園7-0別海

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北海道東部に位置し、人の8倍牛がいる生乳生産量日本一の町・別海町。冬は気温マイナス10度を下回ることも少なくなく、北海道内でも練習環境が厳しい地域だ。ハンデを言い訳にせず、昨秋道大会4強まで勝ち進み聖地への扉をこじ開けた。

(スポーツ報知)

一度は研究室を目指して家を出たのに、吉野家で朝牛を食べたら牛心がついてしまって、人の数より8倍も牛がいる町の試合が観たくて家に帰ってしまった。

スコアを見てまた21世紀枠の是非なんて話になっているらしいけど、試合の中身は別海の健闘だったように思う。

あの右のサイドハンドのエースは、ランナーがいても緩い球を使っていて、投げ方は地味でも度胸はあるなと思って眺めていた。

 

■巨人6-5ロッテ

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延長10回、菊地が無安打無失点に抑えると、四球や加藤の安打などで2死二、三塁。途中出場の舟越が左翼へ適時打を放ってサヨナラ勝利となった。

(スポーツ報知)

テレビで甲子園を観て、今度は野球心がついてしまって、ジャイアンツ球場にやってきてしまった。

二軍の球場なのにお姉さんが席までビールを売りにきてくれるのだから、やはり巨人は球界の盟主で間違いない。

秋広はデカかった、駒田コーチもデカかった。

9回裏1アウトの場面で雷がやってきたので、球場を出て帰りのバスに乗った。

だからサヨナラのシーンは見逃してしまった。

 

ドジャース5-2パドレス

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注目が集まる試合の立ち上がりがピッチクロック違反による四球スタートに「X」では「ピッチクロック」がトレンドに上がり、多くの声が集まった。「ピッチクロックで盛り上がりや緊張感がなくなる」「駆け引きの要素がなくなる」など否定的な意見がある一方で、「リズム感のある試合展開には必要」「日本と比べてすごくテンポが良い」など肯定的な意見も見られた。

(日刊スポーツ)

ジャイアンツ球場から帰ってきて、どうせだったら夜も野球が観たいと思ったらメジャーの開幕戦が残されていた。

ピッチクロックはしんどい。

ランナーなしの場面でも、持ち時間が切れて早指し戦になった将棋のような追い込まれた雰囲気になってしまう。

今年はよく見送ったくらいなもので、これはすぐに日本でも導入されてしまうのだろう。

そもそも今のプロ野球、試合の長さでそんなに迷惑かけてますかね?

 

野球ならどんな野球でもおもしろい。

おもしろくてたまらなくて、野球を3試合観ただけで終わってしまった春分の日だった。

研究室?論文?何それ?

 

以上

そうか、山崎福也は北海道に行ってしまうのか

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国内FA権を行使していたオリックス山崎福也投手(31)が日本ハム入りを決断したことが25日、分かった。経験豊富な左腕を巡っては、残留要請をしていたオリックスを含め、巨人、ヤクルト、DeNAソフトバンクの6球団による争奪戦となっていたが、最終的に縁もある北の球団を選んだようだ。

(日刊スポーツ)

FA宣言した以上、オリックスを出ていってしまうのだろうと覚悟はしていた。

でも移籍先は巨人だろうと予想していた。

山崎福也は脳腫瘍を克服して野球を続け、今も脳腫瘍患者を支援する活動をしている。そういったことを発信するにも、さらなる支援の継続や強化を望むにも、やはりマスコミ、読売新聞の巨人を選ぶのではないかと思っていた。

それがそうか、日本ハムに行くのか、北広島で野球をするのか。

FAは本人の権利であって、わざわざファンにわかりやすい理由を用意する必要なんてないけれど、父親がいた球団というのは大義になるね…。

お金は大事だけれど、お金だけでも決められるものでもない。

それにしても俺の予想は当たらないわ。

明日のジャパンカップはリバティアイランドよりもイクイノックスで当然だと思っているから、ぜひ参考にしてほしい。

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昨季のイニング数に応じて積み立てた計114万円を脳腫瘍患者の支援団体へ寄付。今季はホスピス団体を支援することも決め、26日には、小児がんなどの子どもが対象の施設「TSURUMIこどもホスピス」を訪問した。「たくさんの方々に支えてもらったおかげで生きることができ、好きな野球ができています」。使命と覚悟を持ち、左腕を振る。

(スポーツ報知)

能見さんは福也を高く評価していた。

「本物のチェンジアップを投げる投手だから、初見ではまず打てない」と。

守備位置から見るボールと、打席で見るボールは別物。

それも日本ハムの新庄監督なら、おもしろがってどんどんオリックス戦に当ててくるだろう。

なんとかならんかなあ、2勝2敗の痛み分けくらいでお願いしたいけれど。

 

山崎福也が日本ハムの左のエースになったところで、敵だなんて思えん。

でも各球団に、見ていて情が入る選手が散らばるのも、プロ野球を楽しむ上では悪くない。

しばらくはそう思って乗り切るしかない。

 

以上

山本由伸の日本最終登板

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日本球界のエースが「ラスト先発」に臨む。オリックス山本由伸投手(25)が、4日の日本シリーズ第6戦(京セラドーム大阪)に先発する。

第1戦では阪神打線に攻略され、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。チームも2勝3敗と王手をかけられ、2年連続の日本一へ負けられない大一番だ。今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍が濃厚とされる右腕。虎を圧倒する快投で“有終の美”を飾れるか。

(日刊スポーツ)

CSのロッテ戦でも7回5失点、あまり語られていないけれどその前のオリックス打線が相手の紅白戦でも失点している。

山本由伸、疲れちゃってるんだろうな。

 

甲子園での日本シリーズ第5戦はしんどい試合だった。

3連投目の宇田川が打たれて、泣いていた。

それは明らかにベンチの失敗だった。

今まで大事にしてきたものを放り出したような負け方だった。

勝負を懸けたという見方もできるけど、それならばもう勝負には負けてしまったわけで、たまたま1敗の猶予があるから今日の試合があるだけなのだ。

宇田川に、春には「太った太った」と厳しい言葉を浴びせ(事実ではあったんだろうけど)、ここにきていい投球ができるようになったところで泣かせるような無理遣いをしてしまった。

首脳陣は宇田川に謝ってくれ。

そして宇田川はもう、来年からは自分の好きなように野球をやればいい。

 

しかしまあ、選手にも不調があれば、ベンチにも不調はあるということか。

それならば今日は、選手たちの力で勝とう。

そう考えると、頼りたくなるのはどうしてもエースと4番だ。

疲れがあるのは承知の上で、山本由伸になんとかひとつ。

そして頓宮にも打ってもらうしかない。

結局、岡山県備前市出身の「おとなりさん」にすがるしかないのだな。

オリックスは岡山での主催試合を検討した方がいい。

 

朝5時半から働いて、今やっと昼休みになって、さらにこれからいつまで働けばなんとかなるのかわからない、悪い意味で果てしない一日を過ごしてる。

それでも今日のオリックスが勝ってくれたら、俺は満足だ。

山本由伸が勝ってくれたら最高だ。

自分にとって野球というのはそういうものなのだ、ずっと。

 

以上

平野佳寿が250セーブを達成したら

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平野はオリックスの絶対的なクローザーではあるが、結構な確率で走者を出す。そういうクローザーを「四者凡退」とか「五者凡退」などと表現する人もいるが、平野は「走者を背負って味方やファンを冷や冷やさせて抑えるタイプ」なのだ。

中嶋聡監督は過去3年、平野が疲労していると見るとヒギンス、ワゲスパック、阿部翔太、山﨑颯一郎などを臨時のクローザーにしてしのぐが、回復すれば再び平野を上げていた。お役御免にはしなかった。それだけ得難い存在なのだ。また平野も指揮官の期待に応えてきた。

(ともに『Number Web』より)

メンタルの強さがこれほどわかりやすく指標を凌駕する世界をはじめて見た。

通算249セーブ目を記録した9月27日の試合までで、平野佳寿の今シーズンは3勝2敗28セーブ、防御率は1.15。

 

打たれても動じない。

勝てば目一杯に喜ぶ。

去年の逆転優勝を決めた仙台での最終戦、3点リードの最終回にマウンドへ上がったのは阿部翔太だった。

本来なら平野が行く場面。

抑え切って引き上げてきた阿部を、平野はベンチ前で満面の笑みで迎えて、一緒に喜んだ。

その2分後に千葉でソフトバンクが敗れて、オリックスの優勝が決まった。

最初は優しかった、なんて男はたくさんいるんだ。

平野佳寿39歳、投手としての実力はもちろん、彼はずっと優しくあり続ける強さを持った男だった。

「メンタルが強い」とは、気に入らない相手にツンケンしてマウントを取ることじゃない。

ずっと優しい男であり続けること。

 

平野佳寿が250セーブを達成したら、みんなで笑ってみんなで泣こう。

平野佳寿が250セーブを達成したら、球団はグッズを出してお祝いしてくれ。

平野佳寿が250セーブを達成したら、かつての優しかった自分を取り戻すために、俺ももう一度頑張ってみますかね。

平野佳へバトンを渡すことが期待される宇田川は「幸せなことだと思うので、平野さんの記念すべき試合で投げられるように」と全身全霊のリリーフを誓った。

(スポーツ報知)

今夜の京セラドームでの楽天戦は、18時試合開始。

平野佳寿名球会入りを、みんなで喜ぶ夜にしようぜ。

 

以上