サウナ

船橋競馬場と柳湯

7レース終了後、船橋競馬所属の森泰斗2000勝達成のセレモニー。 本来は「北関競馬」ありきの「南関競馬」であって、森泰斗は北関東に存在した足利競馬の出身。 インタビュアーも原点の足利競馬に触れてくれて、温かいインタビューだった。 森泰斗はいかにも…

雨の日は親松の湯へ

傘を買った途端に晴れ間が見えて、今日もまたこんな日かと思ったけれど、夕方に差し掛かるとしっかり雨が降ってきてくれた。 雨の日を嫌うな。 好きになってくれとまでは言わない。 せめて「嫌い」と口に出さないでやってほしい。 ろくなことがなかった11月…

サウナと朝メシ

(以下の内容はフィクションです。写真も無関係です) 高所作業車という、はしご車の先のカゴがついたような車がある。前職の時は、年末に大きなクリスマスツリーを飾る作業があって、そのカゴに乗ってツリーを天井からのワイヤーに括り付けたり、星やサンタ…

ずーっと殴られてばかり

ずーっと殴られてばかり。 しかし殴り返してしまえば、俺だけが処刑される。 あの法務大臣ならきっと「こんなもの金にも票にもならん」と悪態をつきながら、雑に天地が引っ繰り返ったハンコを押すのだろう。 予想通りひどかった一日の最後に、少しくらいは自…

アダムアンドイブ「アウトロー○○論」

保育園児たちのお散歩にまぎれてしまえば、中国大使館の周りで睨みを効かせている警官たちの職質だって怖くない。 目の前にあるセブンイレブンで『週刊プレイボーイ』を買ってからアダムアンドイブへ入る。 グラビアは2000年代生まれの女の子ばかりになって…

おふろの国か、はま寿司か

先発の山崎福也はさぞ気持ちよくマウンドに上がるのだろう。 見上げたらそんな思いになった秋の青。 まあ試合が始まるのは夜なんだけどさ。 今夜は2勝2敗1分の日本シリーズ第6戦。 10月が終わろうとしているのに、贔屓のチームの真剣勝負の野球が観られるの…

俺の日本シリーズ第4戦

夜の終盤戦になってからタイ古式マッサージを受けたりして、あまり眠らなかった神戸サウナ。 ここはさ、午前様でもロウリュしてくれるし、ずっと人の気配があるのがいい。 人の気配がある場所で、一人だけ放っておいてもらえる時間が一番気持ちがいい。 三ノ…

俺の日本シリーズ第3戦

神戸に雨を連れてきてしまったのは私です。 二宮商店街のおば…お姉さまが怒りをぶつけるべき相手は私です。 神戸にはよく知られている三宮だけでなく、一宮から八宮までがあります。明治以降、三宮がとりわけ発展した背景には、外国人居留地の存在と鉄道の発…

東大和にはいったいどれだけの女子高生がいるのだろうか

国分寺駅から、だいぶロングシートがへたった西武電車に乗って、「どのへんが小川なんだろう?」という佇まいの小川駅で降りた。 駅に向かってくる女子高生の流れに逆らって歩いて、だいたい20分で神明湯に着く。 ここは清潔で、サウナが入りながらどんどん…

9月29日(木)から10月4日(火)までの日記

9月29日(木) 朝からケンカする子どもたちと、学校と保育園の準備がまったく進まない様子に怒る妻。 「やあ君たち、おはよう」と鷹揚にパパが登場すると「だいたいパパはいつも…!…!」とどうしてか集中砲火で叩かれた。 俺を中心に家族がまとまっているの…

9月21日(水)から9月28日(火)までの日記

9月21日(水) 起きた瞬間から気分が悪くて、今日が死ぬ日なのかと思った。 怒っているわけでも、吐き気がしているわけでもなく、わかりやすい理由がない分だけリアリティがあった。 具体性に欠けつつもなんとか把握できたのは、臍の奥に黒い塊が沈んでいる…

戦争には行かなかったけれど、福井にはやって来た

ロシア国内の入隊事務所では発砲事件が発生し、撃たれた1人が重体になりました。 ロシアメディアによりますと、犯人の男は親友に召集令状が届いたため、とても動揺していたとのことです。 プーチン大統領は24日、動員を拒否したり戦場で脱走するものに対して…

突然だけど富山県高岡市の日の出湯へ

誰も言わないなら俺が言ってやる。 お前の代わりなんかどこにもいない。 精神は成熟しない。 一方通行で壊れていくもの。 突然だけど富山県高岡市の日の出湯へ。 スチームサウナの室内に水風呂が含まれている造りに、ここはウェルビー福岡かと思ったが高岡で…

9月14日(水)から9月20日(火)までの日記

9月14日(水) ブログの読者です! という方が、夫婦で会いに来てくれた。 しかしながら俺が働いている当日に連絡をくれたものだから、仕事の終わりまで待たせる形に。 人生が上手くいっていないのを確認にきたとのことで、ならばと遠慮なく「ぎょうざの満洲…

9月9日(金)から9月13日(火)までの日記

9月9日(金) 仕事帰りに神代湯。 布田駅は変わった、国領駅も変わった、しかし柴崎駅は変わらない。 変わったのはホームの屋根を突き破っていた桜の木が切られてしまったくらいか。 「無粋な」と当時は反射的に思ってしまったが、しかしあれは木が古く、倒…

新座のにいざ温泉へ

久しぶりに海外に行きたかったけれど、ぼちぼち叶うんじゃないかと見当をつけていた年なんだけど、結局は今年も無理だとあきらめた。 子どもたちこそ、海外に連れていきたかった。 まずは台湾あたり、「子は宝」の雰囲気がある国を体感してほしかった。 日本…

イーストランド、石和健康ランド、稲積水中鍾乳洞…

今日のサウナは府中のあけぼの湯へ。 屋根の形と照明は富山のスパアルプスだけど、ここを「府中のスパアルプス」と呼んでいるのは自分以外に知らない。 本家スパアルプスほどにインパクトのある水ではなくても、ここの濃い青タイルの水風呂も蛇口から強めの…

脳と心臓がずっとイライラしている

今夜のサウナは府中の桜湯。 よそと比べると高めの水風呂の温度が、まだ8月にしてまずまずの冷え具合になっている。 チラーを付けたり、配管を変える大工事をやったとも思えないので(特に休業期間もなかったし)、これは季節性のものだろう。 このあたりで…

時代と生まれ合わせた環境の子

人は皆、時代と生まれ合わせた環境の子。 たまに学部の子たちと話すと心の底からうらやましく思える。 彼ら彼女らは20年前の俺とは違って、社会に歓迎されて受け入れられていく。 おそらく数合わせとして扱われることはなく、「お前の代わりはいくらでもいる…

浴室の隅っこの小さな水風呂

「サウナで」と言ったら「えっ?サウナ!?」と驚かれた。 サウナに一人、水風呂に一人。 やっぱり一人はいいなと思った。 ここから先の残りっカスの人生は、どれだけの時間を一人で過ごせるかの勝負だと思う。 いつのまにかサウナ趣味の世界は人が増えて、…

「仙台育英って優勝したことなかったの?」

家族旅行中に、はじめて甲子園で東北の高校が優勝したのを知った。 周囲もちょっとざわついていた。 熱海港と初島を結ぶフェリーの中で「仙台育英って優勝したことなかったの?」という会話を何回も聞いたし、妻もそう言っていた。 会員制、もしくは紹介制。…

サウナ好きはハマコー先生に感謝しないと

子どもが地理を勉強するというので、ならば時刻表を読めばいいと答えた。 いつのまにか「舌足らず」は、舌の短そうな話し方ではなく、言葉足らずを表す言葉として定着してしまった。 離人の意識は楽しくて、最近はサウナに来ると「俺はサウナが好きだったん…

クマのぬいぐるみが「おかえり」と言ってくれたので抱きかかえてみたら砂になって崩れてしまった

わけあって、このところ、どのくらいだろう、とにかく何日か。 妻と子がおらず、府中の家にひとりで暮らしていた。 その間には不思議なことがたくさん起こった。 朝起きて鏡で自分の顔を眺めていたら夜になっていたり、静かな中をよく寝たと気持ちよく目覚め…

府中の松の湯

気づいたら松の湯に来ていたから、俺はサウナのある銭湯に行こうとしていたらしい。 かつては帯状疱疹の夏を送ったこともあった。 夏は好きだけど、疲れる。 今年はどうも忙しく、夏バテをするいとまもない。 「忙しい」は口にすると損をすることが多い言葉…

川崎競馬場→小松湯

今でも競馬には詳しいつもり。 だけど、ここ数年は「ダラダラと好きなものを眺めるだけ」の時間をなかなかとれない生活をしているので、わからないこともだいぶ増えてしまった。 久しぶりに来てみれば、川崎競馬は見たことがない名前の減量騎手ばかり。 今日…

東京22387人

ロスコの食堂は21時半でラストオーダー。 前はもっと遅くまでやってくれてたのにと思いつつ、コロナ禍を乗り越えて(今また酷いことになっているけど)ここまで営業してくれているだけでも感謝だろう。 かつては東京の地下鉄を24時間走らせたらどうだなんて…

松本に行ってきた

早朝の立川。 立川ミナミのカラカラサウナに入りたくなって、家を出たはずだったのに。 自分との約束すら守れない男が、立川発721のあずさ1号に乗り込む。 車窓には韮崎の観音様が。 松本着938。 駅前にはサウナ「クリーン・アップ」の看板だけが残っている…

ジートピアのアカスリ

「アカスリどう?キモチイイよ」 と、高温サウナの中にまで入り込んでお姉さんが営業をかけてくるから笑ってしまう。 それでいて、20分1800円のアカスリは確かに気持ちがよくて嘘がなかった。 アカスリだけではなく足裏とふくらはぎをほぐしてくれたのも最高…

夏の季語は節電

昨日行った、所沢温泉 湯楽の里。 いかにも「サウナブームです」の雰囲気がない、郊外のスーパー銭湯だ。 少しでもまとまった時間がとれたら、こういう場所でグッタリしているのがいい。 バス停からの歩道が心細くて、歩行者が想定されているとはまったくも…

ユニクロで700円のTシャツ

帯状疱疹になったのは4年前の夏だった。 夏は好きな季節だといっておきながら、毎年4コーナーでバテてしまう。 体力がもたない季節を好むのは、自律神経か思想が狂っているせいだろう。 また昼休みにユニクロで700円のTシャツを買って、帰りに着替えようと…