今日が終わる頃に書いている昨日の日記。
昨日は海老名のロマンスカーミュージアムがオープンした日だった。
4月1日の昼休みに、メシそっちのけでネットにかじりついて手に入れた初日のチケット。
当面は事前予約制の入場らしい。
伝統のバーミリオンオレンジ。
SE車がSSE車に変身したこの頃の顔が一番好き。
シャープさが感じられない点に、当方は親近感を隠せない。
実車もさることながら、ジオラマが楽しくて目を離せなくなってしまった41歳。
ごめんなさい、パパは一人でここに来てしまったのです……。
で、その海老名駅にスーパー銭湯の看板が出ていたから、これはもう行くしかないわけです。
もちろんそこにも一人で向かうわけです。
その名はOYUGIWA。
こちらはロマンスなど望むべくもない4両編成でトコトコ走る相模線で、海老名から3駅目の門沢橋で降りる。
門沢橋駅からは徒歩で10分見ておけば十分。
海老名と「東名厚木健康センター」厚木との境目あたり。
ここは海老名。
まだ厚木でなくて海老名で間違いない。
OYUGIWAに到着。
ここに来た人はまず入口のでっかい暖簾の前で撮影しがちだ。
それは正しい。
(この写真のみOYUGIWAのHPから引用)
流行りの炭酸泉に露天の岩風呂、美泡壺風呂、白い湯はおそらく変わり湯だろう。
スーパー銭湯だから風呂が充実しているのはもちろん、さらにサウナ室には大きな大きなikiストーブが鎮座している。
照明は暗め、90℃超にしてはマイルドな体感に思えたが、セットごとに体重を測るとしっかり汗はかけていて、これは湿度を使ってジワジワと攻めてくるかつてのスカイスパと同じタイプ。
3と7がつく日はロウリュがあるとのポスターが貼られていたが、4月19日ではどうにもならず。
この店の名物のスンドゥブをいただく。
これ撮った後すぐご飯を放り込んでスプーンだけ使って食べたんだけど、それは正攻法ではないの?
スタッフおすすめコーナーとあるが、これは2018年熱波甲子園西日本大会を制した「無慈悲な熱波師」シダトモヒロ氏のコレクションスペースではないか。
平塚にあったグリーンサウナの掲示板や、今年閉店した相模原のJNファミリーの館内着も飾られている。
失われたものはせいぜい写真と文章でしか残らない世界だから、こうして物を残して飾られているのは寂しさよりも嬉しさが大きい。
シダさんはよく「俺ももう歳だからさ」と言っていたが、サ活を見る限り今でも元気に扇いでいるようだ。
今度はシダさんが扇ぐ日に合わせて……と思ったが、あの人は俺に厳しいからなあ。
OYUGIWAの帰り道には湘南クッキー。
なかなか繊細なクッキーなので、府中まで割らずに持っていくのは大変なのだが、家族への罪滅ぼしのつもりでいくつか買って帰ったのだった。
【OYUGIWA】