◎アドマイヤハダル
○ダノンザキッド
▲ヨーホーレイク
△ヴィクティファルス
△エフフォーリア
△レッドベルオーブ
◎アドマイヤハダルは主戦の松山が騎乗停止で乗り替わりを余儀なくされたが、そこでルメールを確保できてしまうのだからツキは向いている。出来不十分だったアイビーSの4着がなければ、全勝でもっと人気になっていたはずの馬。内枠から中段やや前寄りに構え、前が開いたところで若葉Sで見せた長い脚を使えば抜け出せる。ここで勝ったらダービーではそのままルメールが乗るのだろうか？
○ダノンザキッドは弥生賞であっさり負けて？？？だったが、上がり最速は使えている。決め手があってそれなりに前の位置が取れるのだから、強いのは間違いない。3戦連続での中山2000mは、ダービーよりここが本番の可能性も。
▲ヨーホーレイクは4戦2勝のキャリアだがすべて上がり最速。ホープフルSでも上がり3ハロンだけ見ればダノンザキッドと同タイムだ。最近仕掛けが早目に見える武豊からの乗り替わりで、岩田望来が我慢して直線に賭ける競馬を見せてくれれば。
△ヴィクティファルスは器用さに欠けるがハイペースになれば、△エフフォーリアは中山より東京タイプか、最後の△レッドベルオーブはおそらく増えて出てくる馬体が成長分なら。
トルコの桃ちゃんは福神漬けが大好きである。歯の中でバリバリやっていると、なんとなく気が落ち着くというので、地震になったり、火事になったりすると、大急ぎで口の中に福神漬けをほうり込む。すると、不思議と恐怖感がなくなるという。食べすぎると、ニオイがするので、トルコの客はイヤがることもあるというが、福神漬けを食って、悪い目にあったことはなかったというので、決して食いやめない。
（寺山修司『風の吹くまま』より）
