12日に開かれたプロ野球12球団の代表者会議で、春季キャンプを予定通り2月1日から実施する方針が確認された。沖縄では9球団がキャンプを予定しており、県文化観光スポーツ部は昨年12月に発表した受け入れ指針に沿って、球場での新型コロナウイルス感染対策など準備を進める考え。今後、キャンプ地の各市町村も球団側と受け入れ体制について協議を続け、感染対策の強化を図る。
（琉球新報）
落合博満監督の中日ドラゴンズは、2月1日から紅白戦をやっていた。
根本陸夫監督の福岡ダイエーホークスも、2月1日から紅白戦をやっていた。
前者はキャンプは競争だからそれまでに身体を作ってくるのは当たり前の発想、後者は「肩ができていなければゴロで転がしてもいい」との緩い発想だった。
そりゃ落合中日のほうが断然強いわ。
しかし懐かしいのは根本ダイエーののんびりとした野球でどうしようもない。
もう2月1日に開幕しちゃえばいいじゃん。
沖縄で5試合、宮崎で1試合の開幕戦。
それで各球団とも年間200試合やればいい。
仕上がりの早い若手たちで序盤を戦って、暖かくなるとベテランが始動して、河野博文（今、群馬で農業やってるんだって？）だけは夏場から頑張ればいい。
イチローならフル出場して300安打を記録するかもしれないし、権藤博なら130試合に登板して65勝するかもしれない。
交流戦が導入されて、去年は120試合の短縮ペナントレースで、もうとっくに年度をまたがって個人記録を比較する物差しは失われている。
「こんなシステムで作られた記録は認めない」と張本勲は言うだろうけど、「もはやプロ野球とは言えない」と広岡達朗も言うだろうけど、だからなんだよ。
去年のシーズンは短すぎて、詰め込みすぎて、観ていて消化不良だった。
今年はとにかくたくさん試合が観たい。
東京の新型コロナウイルス感染者はまた1000人を超えた。
昼夜問わずに外に出るのは自粛しろという。
それなのに働かされる毎日は変わらないままで、働いているのにこの先の生活に怯えている。
こんなに酷い状況なのに、俺は相変わらず野球が好きなままで、今年の開幕を楽しみにしている。
