あの婆さんが入るには多磨霊園はもったいない

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止まっているエスカレーターに乗るのって面白いのね。

あれ、止まっているってわかっていても、わかっているからこそかもしれないけど、まず一歩目が空足を踏んだ感じで違和感がある。

降りる時もなんだか、降りた先の床が動いているような、うまく着地できない感覚になる。

動いていて当たり前のものが止まっていることに、脳が折り合いをつけられないのだ。

今日は駅のエスカレーターが止まっていた。

点検ではなく、なにかトラブルがあったのか止まっていて、そこを電車を降りたばかりの京王線利用者は避けるわけでもなく自力で登っていた。

改札の前で婆さんが、どうしてエスカレーターが止まっているのかと駅員を睨みながら怒鳴っていた。

俺はあの婆さんが入るには多磨霊園はもったいないと思った。

こうして11月が終わっていく。

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今日のサウナは鶴見のおふろの国だった。

パネッパや派手な各種イベントで賑わう店だが、この店の居心地の良さの本質は、ニコニコしながら唐揚げを出してくれるおばちゃんたちにあると思っている。

ずっと眞子様のニュースが流れていて、これだけの人たちから反対される中で押し切る結婚は、たいそう気持ちがいいのではないかと思った。