「この状況で高校生がスポーツなんて言語道断(インターハイ中止へ)」「社会で何より大切なのは平等(友引で甲子園も中止は当たり前)」と勢いよくやってた人たちが、7月の週末にはGoToなんとかで飛行機や新幹線に乗ったり、夜には旅館でマグロの赤身を食ったりしているわけです。
ちょっと前まで「(緊急事態)宣言解除にはなんの根拠もない」「都民は自覚を持ってどこまでも自粛すべき」と言ってた人たちが、「西村大臣がいいと言っているから」と旅先の風景をSNSにアップしながら強気な一人語りをしている間に新型コロナウイルスの最高感染者数が更新されているわけです。
結局世の中を勝っていくのはそういう人たちなんです。
「否定しない」なんて濁す言い方はしませんよ、だってもうそうなってしまっているのだから。
だからはっきりと「肯定します」。
私の負けです、大敗です。
福岡ダイエーホークスを相手に、マック鈴木を先発させたオリックスブルーウェーブ並みに完敗です。
どうやったってケチケチフロントに石毛宏典監督では勝てるチームになるはずがありません。
そもそも言動と行動に一貫性、整合性なんか求めるほうが無理なんですよ。
人はいい加減、だからこそ強気に出るほうがいつだって勝つ。
そんだけ。
強気な一人語りと当てつけで書きましたが、無意味な強気は内なる弱気をごまかしている証です。
やたらと「ポジティブ」「未来」をキーワードにする自己啓発な人が、表に出したら信者が真人間に返ってしまうような、せこい割りに血塗られた過去を抱え込んで隠しているのと同じ精神構造です。
もう個々が自由と利益を追求していけばよいのではないですかね。
だってどこの本屋に寄ったって、堀江貴文の本ばっか面出しされて並んでるじゃん。
自由と自由、利益と利益がごっつんこしたら、じゃんけんで解決するくらいの緩さを許容できるのならそれでうまくいくんでしょうけど、そうはいきませんわな絶対に。
本当は一昨日行ったロスコのサウナの美しい話でも書こうと思っていたんだけど、美しくない人間には美しい文章なんぞ書けるわけがないのでした。
あんまり夜更かしすんなよ、連休明けが辛くなるぞ、俺は昨日も今日も明日も仕事だ。
以上