4/27〜5/3のコロナ戦記

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4月27日(月)

コロナウイルス感染者数が減ると怒り出す人たち。

おそらく増えても怒るのだろう。

それならば永遠に横ばいを続けるのが理想的なのか?

再開したサイゼリヤで昼メシ、ソーシャルディスタンスでテーブルにはたくさんのバツ印。


4月28日(火)

マスクが売られているのをちょくちょく見るようになった。

ドラッグストアではなく全く畑違いの店で、50枚入り3000円超が山積みになって売られている。

どういうルートの仕入れなのだろうか。

「自粛」は完全に「禁止」の意で使われるようになって、こうして日本語は変容してしまうのかと思う。

夕方、思ったよりは減っていなかった感染者数にがっかり。

とはいえ減少傾向なら良しとするか。

いちいち一喜一憂していく方向で。


4月29日(水)

東京の感染者数が47人と急激な減少。

来年から就職氷河期が来ないことだけは、他人事だけど祈りたい。

祈ることしかできないのだけど。

彼ら彼女らは学校もガタガタしているので「まともな教育を受けていない世代」として冷遇を正当化されてしまう可能性がある。

お偉い人が死ぬ可能性のためなら国民総動員の自粛を強いても、特定世代が死ぬだけだったらこの国は笑うので。


4月30日(木)

「自粛しろ」はまだしも「自粛しないんですか?」は警戒したほうがいい。

疑問を装って、答えの使いやすい部分を切り取って晒し首にする気満々だ。

世の中は殺伐としている。

目に映る大概の人間は敵だと思って間違いない。

そのくらいの気持ちでないとすぐ食い物にされる。

はっきりと景気が下降すれば、新たな詐欺の商法もたくさん出てくるだろう。

とりあえず給付金詐欺に気をつけろと親に伝えたほうがよさそうだ。


5月1日(金)

4月一杯を一つの区切りにしていたのだろう、5月になって営業を再開した飲食店が職場の近くに何軒か。

しかし人の気配は薄い。

東京の感染者数165人。

全国的には減っているというが、果たして。

 

5月2日(土)

全国的に退屈な空間が広がっているのが伝わってきて、遠くに行きたい気持ちが薄れてきた。

気力というか、気持ちの体力が失われてきた感。

完全に春の気候になったので、路上でテイクアウトの昼食を買う気がなくなる。

食中毒が出たって、今の保健所にはそんなの相手にする余裕はないだろうし。

 

5月3日(日)

家にこもって一日。

長男が風邪のひきかけの状態で、部屋を隔離して過ごすことにする。

かわいそうに思ったが、本人は気兼ねなくiPadで遊べるので快適らしい。

天皇賞は残念賞、少なくともダービーまでは競馬が開催されることを祈る。

最近は何かと祈ってばかりだ。

しかし状況は進展しない。