4/13〜4/19のコロナ戦記

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4月13日(月)

仕事休み。

雨風が強い。

見えるものにも見えないものにもおっかなびっくり生きてる感じ。

夕方の恒例行事、今日の東京のコロナウイルス感染者数90人台。

週末分の検査数が少ないという話もあるが、こんなものかという感想もある。

もっと一気にやられるかと思っていたがジワジワ型か。

「緊急事態宣言しろ!」といきり立ってた人たち、満足してくれたのだろうか。


4月14日(火)

テイクアウトの域を越えて露店を出している飲食店がいくつもある。

リモートワークできない人間の楽しみ、露店で選んだ今日の昼食は焼き鳥丼と厚焼き玉子だった。

職場に持っていって一人窓を開けて狭い部屋で食べた。

最近は店に入る気がしない。

店に入るのが怖い。

コロナウイルスだけじゃない、治安が悪い。


4月15日(水)

この前時代的な職場にもとうとうリモートワークが導入されることに。

それも明日から。

あくまで試行らしくずっと続くものではないが、もう試している時期でもない気がする。

帰りにスーパーで買い物をしたが混んではいないし物もあった。


4月16日(木)

初リモートワーク、在宅での勤務。

とはいえ事前の準備が何もできておらず、個人情報を持ち出せなければ通常業務も進まないので、マニュアル作りに終始する。

「業者から連絡があった」と電話での連絡が入りそこからはもう集中力が消えた。


4月17日(金)

お試しリモートワークは昨日限りで今日は出勤。

委託業者に発熱した者がいたとの報告があり落ち着かなくなる。

嗅覚と味覚に異常はなく、結局は病院で単なる風邪との診断を受けたらしいが、しばらくは出勤停止状態に。

前後の行動や関わった人について細かく聞き取りされていて、やはりコロナウイルスにはやられたくない。

面倒くさい。

 

4月18日(土) 

土曜だが強風の中を出勤して、つくづく俺の命は安いものだなと思った。

親だって俺が生まれた時はいろいろ期待して夢も見ただろうに。

安い人間にしかなれず申し訳なかったと思う。

今日の東京の感染者数は200を越えた。

一喜一憂すべきものではないと認識しつつも、苦しくなる。

俺はこの状況でも必要とされている労働のために外に出て、感染したら謝らなければならないらしい。

 

4月19日(日)

子どもたちと近所の公園へ。

他の子のお母さんと「学校が始まらないのはまずいですね」と話す。

どんどん成長していく時期に、学びも遊びも立ち止まったままなのは不安だ。

親にとっても、息子本人にとっても。

夕方は買い物のために武蔵境へ。

この前マッサージを受けた店は5/6までの臨時休業に入っていた。

遠目に境南浴場が見えたが、再びあそこでサウナに入る日は来るのだろうか。

正直、来ない気がしている。