ピノキオのホットケーキ

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東武東上線大山駅から徒歩15分くらいか。

大山というのは板橋区

はるか昔に来て、行列を見て折り返した記憶が薄っすらとある「コーヒーショップ ピノキオ」へ。

今日はどれだけ並んでもいい覚悟で来た。

そうすると行列はなく、あっさりと入店できて、あっさりとホットケーキとアイスコーヒーのオーダーに成功するのだった。

何事も気合と覚悟なのか。

精神論は大嫌いだが、結局最後はそこにすがるしかないことも分かっている。

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官房長官が3000円のパンケーキで叩かれる世の中だが、俺の550円のホットケーキはどうなのだろう。

訊いてみれば妻は「贅沢だ」と言うかもしれない。

ごめんな、次は一緒に来よう。

しかしこの厚い2段式でナイフで切るとサクッとした手応えのあるホットケーキには、550円以上の価値があることは間違いない。

ホットケーキを待つお客さんが皆ニコニコしているから、いいお店だ。

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「人生の苦しみとは、生活の苦しみなのだから」

結構な頻度で虫明亜呂無の言葉が蘇ってくる。

ストレスから逃げてやってきた大山の街、やたらと夕焼けが綺麗だった。

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「サウナを信じるな」

ドラマ『サ道』に登場したみやこ湯。

6人入れば目一杯のサウナ室でラグビーを観て、床より高い水風呂に入って、「おやすみなさい」の声に送られて帰った。

日常は続く。