今日は相模原のJNファミリーでサウナ。
やたらとでかい声で延々と笑い合う三人組、その声は浴場内で実によく反響している。
歳の頃はやはり大学生くらいかなあ。
それを煙たそうな顔で見ながら距離をとる他のお客。
同じような話がつげ義春の『ねじ式』にも描かれていたことを思い出した。
確かあれはオンドル式の床から蒸すサウナで、傍若無人に振る舞う若者たちにイライラする内容だったと思う。
蛭子能収の漫画なら彼らは金属バットで首から吹っ飛ばされてハッピーエンドかもしれないが、つげ義春ではたぶん放ったらかしで特に何もなく話が終わったのではないかと思う。
オチまでは覚えていないし、そもそもオチを作る作者でもない。
帰り道、もう『ねじ式』なんて手に入るものでもないかと思っていたが、偉大なるAmazonなら文庫版を定価で買えてしまうことがわかりついついポチッと。
ついでに『つげ義春の温泉』もポチッとして、これが自分へのクリスマスプレゼント。
ずいぶんと辛気くさいが、クリスマスプレゼントくらいは自由にさせてくれ。
そうでないと心が死ぬ。
#クリスマスまであと13日