蛇骨湯(東京都台東区)

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スカイツリーと、うんこビル。

これがこの並びで見られるんだからここは浅草に決まってる。

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ずっと行ったことがなくて、行ったことがないままに終わりそうな神谷バー

電気ブランとは何ですか?

飲んだら痺れますか?

電気風呂は苦手です。

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ひとりだと人力車のお兄さんから無視してもらえます。

これでいいんだ、休みの日のちょっとしたお出掛け。

幸せは口をきかずに済む時間に比例する。

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浅草駅の入口は電車が歪んで見える急カーブ。

ここでは特急も普通も平等に15キロ制限。

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このあたりの東武線沿いの雰囲気、「浅草らしい風景10選」に1つくらいは入れてやってほしい。

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りょうもう号はとっくの昔に急行から特急に出世していて、しかしかつての赤さは失われてしまった。

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東武電車は地の果てまで走る。

日光?鬼怒川温泉会津?地の果てまでなんて何を大げさな、って思ったでしょ?

行ってみればいい。

放ったらかしの北関東(会津は行き過ぎちゃってるけど)の風景は、下手な港町よりも最果て感あるよ。

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浅草に人が多いのはいつものこと。

外国人が多いのもここに限っては昔からのこと。

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で、本当に蛇骨湯の情報を求めてここに来られてしまった方、お待たせしましたすいません。

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今回の目的地、台東区浅草1丁目の蛇骨湯に到着。

場所だけを調べてあとの情報はあえて入れずに来たので、名前の割にきれいなおしゃれ銭湯で驚いてしまった。

まあ蛇骨といえば蛇骨ババアだもんねえ。

ここにはそんな妖怪チックな雰囲気はない。

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入浴460円にサウナは追加料を200円。

シャンプーとボディーソープは備え付けあり。

営業時間は13:00〜23:40で火曜定休。

開店直後の入店で一番サウナだったのに、すでにサウナ室は100℃になっていて湿度高め。

水風呂は温泉使用の露天風呂、栄養の行き届いた鯉が泳ぐ姿を見ながら外気浴することになる。

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特に、刺青の人を断ってはいないらしい。

清潔で明るい銭湯だった。

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かつては錦糸町と並ぶ「二大ヤバいウインズ」だった浅草。

錦糸町はヤバいおっさん馬券師が集まっていた。

浅草はヤバい子連れ馬券師が多かった。

子どもが両手にワンカップを持って給茶コーナーに向かっていた姿を思い出す。

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BOOMER、元気だったか!

金谷ヒデユキ、まだやってたのか!

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今から20年くらい前だろうか、女の子と浅草ですき焼きを食べたことがある。

どの店で食べたかまでは覚えていないが、あの頃の俺の性格からすると無理をしてでも今半を選んだのではと思う。

そしてその後給料日まではカップラーメンで過ごしたのではないか。

俺はあの子と家族になると思っていた。

あの子もたぶんそう思っていた。

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そろそろ帰ろう。

妻が待ってる、子どもも待ってる。

 

蛇骨湯

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