◎ブラストワンピース
◯エタリオウ
▲エポカドーロ
△グロンディオーズ
△グレイル
△シャルドネゴールド
今年の菊花賞、あまりこの表現は使われていないが「三強」である。
まず1頭目、◎ブラストワンピースは毎日杯や新潟記念の勝ち方を見る限り他馬とスケールが違う。
絞れず直前に強い調教をかけて敗れたダービーを、調整ミスの結果として度外視してしまえば、実質4戦4勝の重賞2勝馬。
関東馬は2001年のマンハッタンカフェ以来勝っていないが、この馬は実力に加え春の段階で関西への遠征競馬も経験済み。
おそらく4コーナーで少なくとも先頭には取り付いて直線突き放す横綱競馬になるのではないか。
2頭目、◯はエタリオウ。
神戸新聞杯の2着に、ダービー4着からさらに力をつけた印象を受けた。
追い込みに賭けて、追い込みがハマれば唯一ブラストワンピースを逆転する可能性を持った馬だと見ている。
また2着というのもありえるパターンだが、その場合は早めに抜け出したブラストワンピースとワンツーを決めることになる。
正直勝つまでのイメージは湧かないが、ダービーでも前にいって2着に粘った皐月賞馬。
ここでも粘りが生きる流れになれば、前述2頭に割り込むポテンシャルはある。
△グロンディオーズ、△グレイル、△シャルドネゴールドは追い込みタイプ。
距離か調整ミスかそれとも案外弱かったのか、三強の一角が崩れた場合には追い込んで三連単の3列目に突っ込んでくる想定。
血統本を開きながら穴馬を探した時代は過去のものになってしまったが、なんだかんだで長丁場のレースは駆け引きを見るのが楽しい。
毎年終わってみれば楽しかった!というのが菊花賞。
明日は平成最後の菊花賞。