さよならK-Shop

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改札前の本屋と売店

昨日の光景。

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京王だから、K-Shop。

今日になったら、もう二度と開かない売店になっていた。

 

働いてたおばちゃん……いや、元お姉さんはどこに行ってしまったのだろうか。

 短い期間のお付き合いだったが、途中で明らかに商品や釣り銭の渡し方が変わったり、ある朝から「ありがとうございます」ではなく「いってらっしゃいませ」と言われるようになったり。

あれは働きながらおばちゃん……いや、元お姉さんが生み出した最適化だったのだろうか。それとも本部からやってきた、タバコくさくて脂っぽくてどんなに暑い日でも長袖シャツでしかし腕は雑に捲っている男からの、面倒くさい指導でもあったのだろうか。

 

特段この店が消えてしまうことにより不便になってしまうということもない。

そこが閉店の要因であることには間違いないのだが、しかし俺はこんな寝る前に布団の中でiPadを打ちながら資本主義の話なんかしたくない。

ただ寂しいだけだ。

資本主義も、気づきも学びもカイゼンも大嫌いだ。

そんなものは全部クリーンセンター多摩川で燃やし尽くしてしまえ。

ガランとした駅を、空っぽの心で労働のために通過しなくてもよい日がこないものだろうかと、都合のいい想像をしているだけなんだけど、結局。